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北アフリカ、チュニジア共和国に住むいち自営業の困った日常生活、日本人からみたこの国で送る事件、貧困、社会問題、ひいてはイスラーム社会についても語りつつ、 日本での店舗情報、イベント、商品のご案内です。
by DARYASMINE
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デイツの物語2 タマラン タマラン
 デイツは紀元前3000年ごろから栽培されていました。
 コーランの第六章には、「デーツは神の与えた食物」とされ、旧約聖書では「エデンの園の果実」と言われ世界最古の法典のひとつとされるハムラビ法典には、粘土版にくさび型文字で記録がされ、その法典にでてくる果実は、デーツと言われている。中近東ではデーツが代表的果実として砂漠を旅するキャラバンには、携帯食として使われ、現在も愛好され続けております。
 
 ミネラル豊富な地下水や海水を養分に、ふりそそぐ太陽の光を十分に浴びた生命力の強い‘なつめやし’の実。あの灼熱の砂漠で唯一成長ができる木なのですね。その昔、砂漠は海だったそうで塩分を含むことからも植物は生育しにくいのだけれども、それが可能なデーツは土地に含まれたミネラル類を独り占めできるので、まるで海の恵の様な栄養成分の構成をしているのです。
 デグレット・ノール(通称デグラ)のデイツはトズール・ケビリー地方のオアシスに自生し、栽培もされています。デーツは、過酷な条件でも生育して〝生命の木〟とも呼ばれています。その実は蜜のように甘く、滋養強壮、老化防止などを目的とした健康食として古くから食べられてきたのです
 果実の大きさは、長さが5cm~7cm、直径が2cm~3cm位の長楕円形で房状の果実で、一房で約1000個の果実が実り、一房で10kgを超えるものもある程です。
 欧米でも、なつめやしは最もポピュラーな食べ物で、朝食に食べる人が多いです。健康食としていろいろな応用されていま。・・・・・  (トズールに2年、日干し煉瓦のさらなる開発に取り組んだ K.Y より)
 


 タマラ(ン)TAMARAはアラビア語でデイツのことです。この地方の家庭で造られている伝統のジャム(シロップ)です。現在は家庭で手作りで生産量も限定されていますが、、、この地方に伝わる伝統の味を世界の食卓へお届けする一村一品として取り組んでいるのを、勝手に応援しています!!


 北アフリカのオアシスの恵み、水とタマランでつくられた シロップ、日本までやってくるのに
梱包には問題をかかえていますが、添加物一切なし、天然の甘さと栄養を楽しんでもらうため、
また今年の春も店にはいってきます!!

 もちろん・・・赤ちゃんにもおばあちゃんにもやさしいです・

PS 簡易包装にご協力ください
                  
   info@daryasmine.jp
by DARYASMINE | 2010-01-25 18:48 | チュニジア ニュース
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