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北アフリカ、チュニジア共和国に住むいち自営業の困った日常生活、日本人からみたこの国で送る事件、貧困、社会問題、ひいてはイスラーム社会についても語りつつ、 日本での店舗情報、イベント、商品のご案内です。
by DARYASMINE
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突然夏が終わりました。
 チュニスは昨日から突然夏が終わりました。突如温度が下がり、夏服だと夕方からは容赦なく冷え込む。
40度を超える日々、太陽に15分あたってフラフラ、暑すぎてふーふーいいながら
居場所を探していたのがこれまた噓のよう。地下にいなければ夜も暑くて寝苦しかった日々が嘘のよう。

 そして容赦ない暑い日々を「はい、やめました~」といったような気候についていかない人が多いんでしょうか、
今日実家にいったら、義理の父は熱をだす、開けっ放しの家でたまちゃん4歳は鼻がたれる。
海辺の風も強すぎて座ってられない。さすが地中海!
先週までビーチ沿いには甲羅干しのヨーロッパ人がいたようですが、今週末はほぼスカスカのガマルタの海辺。
(夫が釣りであちこちに行くためよく知っている)

 今日は親戚のジョアンナとそのお子さん、イネス6歳とアダム3歳と会えました。
親戚とは、夫の従弟の奥さん、本物のアイスランド人(本物ではないという意味はチュニジア人移民で外国でパスポートがとれた場合)。わたしとおなじで高齢出産。違うのは
前の旦那さんとのお子さんも2人。ブラックアフリカン。夫ワリドくんはアイスランドで仕事
ひとりで1か月LAC2で子供と住んでいるようですが、、、こんな国では大変で
ワリドくんの母ちゃんが全面的な支援をしているそうで、今日も一緒にいました。
なにがすごいって、ワリドくんの母ちゃんもちろん英語ゼロ、チュニジア語のみ。ジョアンナ、フランス語もアラビア語もほぼゼロ。
夫との会話は英語。
1か月の間週3くらいで一緒にすごしてて、すごい!!としかいいようがない。私ならめげる。会話にならない。
食習慣も激しく異なる。
幼児の子育ても大変なのに、またオンラインで大学に通い始め、さらにアイスランド銀行の仕事をオンラインでやっているそうで、、、すごいとしかいいようがない。来週アイスランドにかえる理由の90%が、
自分の手で建てている家をしあげるそうです。自分でチェンソーやらなんやらで家を建てていると、
強い。
 日本語で
 努力しているとか、頑張っているというのはつらいことに堪えているニュアンス、
やりたいことをガツガツ能動的にやってる人は
努力しているようにみえないし、努力といわんのだな、と身に染みるのでした。

 もう女好き、うちのたまちゃん4歳はイネス6歳と3時間大喜びで遊びまくる。
イネスはアイスランド語と英語しかできないので、
たまちゃんは必死で英語で声をかけているのをみて、能動的につかいたいと、マッハでのびるんだなあと
しみじみ思いました~

 たまちゃん4歳は今回チュニスに戻ってきてから、かなり能動的にきれいな20代女性にキスをします。
5月31日にチュニスを出る前までは、キスされすぎてうざくて逃げまどっていた、カルフールスーパーのお姉さん群も
きれいな子から順番に受け入れる。しかも「あのお姉さんかわいい」とまでいうようになりました、
 男の本能がでてきたんでしょうか。。
 

# by daryasmine | 2023-09-25 05:10 | 店長のひとりごと
夫が恐れおののいていた警察署での尋問は。。。。。
 ただいま真っ最中の弊社の催事は、梅田阪急9階。
「世界のかわいいもの展」24日まで。もうすぐ日本のメンバーに実況写真などおいていただきます。
第二回目の開催らしく、日本全国の業者さん、さまざまな国々からなんとか輸入している民芸、雑貨を販売。
担当者の方、本当によくがんばったなぁ(と偉そうにいう)、と思います。
現場スタッフ関係者たちがお互いに買いあいそう。これこそ内需。

 3日前、チュニジア最大のラデス発電所で爆発があったそうで、

また一時的に停電になっていました。まだ、電気が通っていないところがあるとか、

この暑さで気の毒すぎます。そしてスース県で地震とか。

 たまちゃん4歳の保育園2週目。泣き叫ばずに通えています。

しつけ教育がいろいろ異なる。

 日本に3か月いたたまちゃんに、子供遊び場、トランポリン、電車の椅子にあがるときは靴をぬぐように躾けているのに、こちらは半分以上土足。

たまちゃんがほかの子供たちに「靴脱げ~」と叫び、脱がないと「ママ脱がないよー」と訴えに来ますので「脱ぎなさい、きたなくなっちゃうよ」とほかの子供にいうのですが、こちらでは他人がほかの子供をあまり躾けないらしく、夫からはいつでも「だまっとけ、いらんこというな。」といわれます。。。が黙っておられんことが多いです。

 日本では、ごみをゴミ箱にとしつけているのに、、あちこちゴミだらけ。保育園内、目の前で子供がもらったお菓子のゴミをぽいと捨てる。

日本で毎日風呂に入り、手洗い歯磨きキレイキレイとうたっているのに、papaはどれだけ汗をかいてもすぐシャワーしない、または入らない。(私はキレる)、しょうがないので、わたしがせっせとシャワーにいれる。歯磨きは夫に夜まかせていると「絶対」なし。

日々の挨拶のキス、お礼のキス(ブサ)は猛烈に必須で、徹底的に叩き込まれる。日本では不要。実のじいさんにも嫌がられる。


 さて、昨日、45か月かけて書類提出したイカーマ、在留カードみたいなものをもらえました。(1度なくしたから複雑になった)

4日前に電話をもらい「用意ができたから月曜にとりにくるように」

「月曜は無理ですが、その週にいきます」夫はびびりながら私にシュミレーションをさせる。

こういう質問したらこうこたえろ、住所はXXXだ(実の住所ではない、大家が税金対策しているため)、仕事はライターといえ、輸出入について一切いうな、うんぬん。


 9時に警察署にいき、10時まであちこちで待つ。次の予定があるので

だんだんイライラして、最後担当官にすいません、休みとってきていて次の仕事でここをでなくてはなりませんというと

「あ、さっきまでいた所長がいなくなったから、ハンコがもらえないから明日きて」

明日は休みはとれません、どうしたらいいすか、

「じゃあ、15時に今日きてみて」外仕事をしたのち、、、また警察署に戻る。

1410分から担当官を待つ。その間、その辺にいた警察署のおっさんに文句をいってみる。

21世紀、皆さんWIFIで仕事をしてて、このイカーマのシステムがおかしい。

2週間後にきてとか、2日後にきて、そのあとなんもない、また来てまた来ての繰り返し、ほかの担当官にきいたら「しらん」「しらん」「しらん」

いったいぜんたいこんなシステムでいいんですか?

皆さん爆笑して喜ぶ。

 153分前くらいに担当官がきて、重々しく「あんた、、、、1976年、、、生まれ」

はい。。。沈黙。

 「わたしは1976312日生まれ。」のぶとい声でゆっくりという。

「はあ、同い年ですね」

あんたみたいにどうやったら若くみえるの?わたしはいくつにみえる?

適当に42歳にみえますといってみる。

あんた、35歳にみえる。

そりゃありがとうございます。

重々しく「あんたは何を食べてるの」

「まあ、軽いものですかね。豆とかサラダとか」

「私はストレスで太ってしまう。どうしたらいいの?この仕事はストレスしかない。いつも怒っている」

運動をたくさんすれば?

「ヨガ?」

めんどくさいので、はいそうですね。とこたえると

「ヨガ、やってみせて」

・・・いろいろものすごく適当にやってみせる。

おっさんが後ろの個室に数回出入り。「あれ、わたしの夫。20年一緒」

「おおおー 職場結婚ですか」・・・・というヨガと食べもののやりとりで45分すぎ、

夫がびびっていた住所質問、仕事の質問なにもなし。

終始どうやって若くなれるのか、わたしの適当なヨガのポーズを一緒にやるだけになりました。


かわいそうに、次のモロッコ人がまたされている。



 

# by daryasmine | 2023-09-22 20:48 | 店長のひとりごと
昨日はSFAXから7000人ランペドーサへ  イスラーム下での体外受精
  リビアのサイクロンをうけて行方不明者20000人とか。
 こちらにリビアの専門家に小林くん教えてもらったリビアNGOや赤十字のサイトを記します。
クレジットカードで募金できるしくみです。 
 
 tanmia 360 リビアのNGO  ベンガジが本部、東側のNGO 募金 =>
 tanmia 360のサイト =>
 
 イギリス赤十字 募金=>

 うちに出入りしていた、リビア人たちに援助できるNGO教えて~、とききますと
「OKすぐに」で返事こない。さすが返事はいい、リビア人の特徴。

私は生粋の草の根の草根の根、現場主義なので(そうなってしまったので)、どの世界でも小さいNGOに安心感を覚えます、
でかすぎると、お金が本当の必要な場所に届いている気がしない。国際援助を激しく歌うところに限って、
職員用の4-5星ホテルにいっている気がする。
 NGOも中くらい以上になると、まわすのが大変で助成金もらうのに必死になって本末転倒。現地職員はホワイトカラー化、
賢いけど、椅子にすわってるだけ。

 そして、昨日のニュース。チュニジアもインフレ悪化、昨日はSFAXから7000人ランペドーサ島へ脱国者がでたそうですが、ほとんどサブサハラの黒人。7000人です!!!

 個人的なニュース。。。。ヨーロッパよりも安いということで、
チュニジアでは、一時帰国や、数か月の「旅」として、体や顔の整形手術がここ15年はやっていますが、
(特に脂肪吸引ツアー)
体外受精、人工授精ほか不妊治療のクリニックも増えたそうです。実にうちの民泊に真夏にいたフランス24アナウンサーの女性もそんなかんじでした。彼女は見事に受精、お子様も生まれたとか。
 チュニジアも晩婚化はすすんでいて、卵子凍結、精子凍結は一般常識。
 親族のMちゃんは35歳、未婚、給料はとてもよい。
「お医者さんに、もう卵子凍結すすめられているの。AMHの数値が低いから」
わたし。「そうだね、子供大好きだしすぐに卵子凍結しておこうよ」
その後、世界中のシングルマザー、結婚しないで精子バンクから精子もらって体外受精した西欧人の友人たちの話になる。
 そして・・・Mちゃん「・・・卵子凍結できないの。わたしバージンだから」

・・・・そんなあほな。。。イスラムに厳格だと結婚するまでぜったいバージンで、結婚しなければ一生バージンで
そうなると卵子を前もって採取できないというロジック? ため息でございます
 
 
 


# by daryasmine | 2023-09-18 18:45 | 店長のひとりごと
小学校で留年
  チュニスもどって、大災害ニュース以外にもいくつかニュースがありました。甥っ子がだぶった! 小学生4年です。小学生で留年!!
日本人の私にとっては「ーーーそんなあほな」ですが
ダブる小学生はたくさんいるそうで、さらに小卒も普通ではないが普通。
ファティマ母ちゃん、義理の母が一緒に石鹸を作りながら教えてくれたんですが 「そういえばリアド(夫)もダブりまくっていますよね」
「いや、リアドとスマヤ(義理の妹)はまっすぐいけた。ダブりなし上の二人はあかんかった」
・・・?そんな馬鹿な、夫はたしかにいろいろダブって反省したといっていた。 その夜、あんた、ダブらずにバカロレア(日本でいうセンター試験)うけれたんだっけ?
「いや、小学校1回、中学校1回だぶったよ。」
・・・・。それでもすごい。
「反省して、そのあと成績よかったんだよ」

・・・・。

今回、甥っ子が
なぜだぶったか聞きますと、朝に寝る日が多く、学校にいけなかったと。
不登校でも卒業できる日本はやさしいのかも。

# by daryasmine | 2023-09-17 09:24 | 店長のひとりごと
リビアの大災害 たまちゃん4歳 保育園2日目
天気の話するのは嫌いです、寒いとか暑いとか、それで?つまらない。しかし暑い。太陽光線が刺さります。
しかし、帽子をかぶってる人はおろか、日本のように日傘をさしている人は皆無。日本人が弱すぎるのか?
マスクはもちろんゼロ。

 リビアのサイクロン・ダニエル 
災害被害の状況がだいぶみえてきて10000人以上行方不明、海にながされいるとか。
デルナの町は45%が完全に破壊されたそうです。NHKではリビアの専門家、小林君の出番かな?

 さて、たまちゃん4歳は夏の前にはいっていた保育園(幼稚園)に戻りました。「先生いやだー」と日本語で連呼していたんですが、
7時45分パパが怖いのか、新鮮なのか、すっとあきらめて園にいくそうです。夏の間に彼が発するアラビア語はほぼゼロに戻ったんですが、そうなることやら。昨日園の事務のお姉さんに「クラスかわったそうですが、持ち物なにかありますか」
と聞いてしまったら、恐ろしい12のリストがwhatsupで送られてきました。
熱の薬、衛生ジェル、タオル、12本の水、トイレットペーパー12、100枚の紙(なんでやねん)、着替え、おむつ1パック・・・・などなど
 日本からチュニスに戻ったばかりの私は、ちょっとまじめになっていて真剣にとらえる。質量がすごい。
日本の保育園の要請にすべて従って(そのつもり)、日本的複雑な持ち物リスト、1つでも忘れると自責の念にとらわれ
ときどき取りに帰ったりしました。
チュニジア人の夫に相談すると、チュニジア人のくせに異常にまじめで神経質だから、真剣にとらえる。

 本日放課後、数少ないママ友に相談してみると
「え~、あっはっはー。そんなん用意したことないわよ、絶対用意しないわー。
いわれたら、明日もってくるっていって、それを続けて1年過ごすわよ」
‥‥そうだった。

 さて、たまちゃんの幼稚園の放課後16時からは、遊具を開放しているので、子供たちがママ、パパ、じいさん、ばあさんの監視下で徹底的に遊ぶようになっています。日本のように、お迎え、すぐ退散でない。お迎えにいってから、遊具でおしっこ漏らす子、泣き叫ぶ1-2歳、どこかのじいさんがお菓子もってきてくれて配るゾーン、お母さんたちが対話するゾーン、子供たちが叫びちらし、、、カオスです。うちの地区はちょっと金持ちチュニジア人が多いのと、
月謝が高いので
なんといってもケバイ、女優のような恰好、とても走りにくい靴やサンダルのおしゃれなお母さまが多い。
そして、それにまじって、イスラームほっかむり全身隠す格好のお母さま、じいさんばあさん。そしてパパ、、
外人はわたしひとりですが、実に多様性あり。そしてどんなにケバいおしゃれなお母さまもボリュームたっぷり3段腹
これまた、すばらしい。腹がちょっとでているだけで、「やばいやばい、ひーやばい」といわれる日本や先進国と
いろんな意味でやさしさが違います

 わたしは、幼少のころから
期せずどこにいっても、どんな環境でも「よくあの人と?付き合えるね」とコメントされるような
特殊な人と近くなりがちですが
このママ友ラニアさんは、この園でマックスにケバくて最高に目立つ金髪ママです

 今日は陶器作家HANENさんに会いに行きました。
年中工事中のボコボコの道が今度は通行止めになって、さらにボコボコになり意味不明
1,5kmほどタクシーおりて歩かされました、その後家にかえって石鹸つくり。
義理の母、ファトマ母ちゃんいわく
オリーブオイルが市場からきえたということで、これまた意味不明、オリーブオイルはこのチュニジア人人口の必要量から
何倍も生産しているのに!!! カメルーンからかなり苦労してシアバター10kg、フィリピンからココナッツオイルを無理やりとりよせて、国産の自慢のオリーブオイルが手に入らない・・・あああ意味不明。墜落する気分でした~(いつも)





# by daryasmine | 2023-09-14 04:29 | 店長のひとりごと