クサール・ギレン、今では道なき道を通らなくてもよくなったクサールギレン、
大阪よりよく知っています。自慢ではないのですがチュニジアをぐるぐるぐる周るはめになったので
ラクダも馬も乗りまくり、最近はクワド(四輪駆動)でぶいぶいいわす快感がたまりません。
人生でこれほどラクダとロバに密接にかかわるとは思わなかった。その場所がクサールギレン。
もう3年目くらいからは、砂丘の手前のラクダのウンコだらけの場所もハダシでてくてく歩いてぼけっとしたり、そこらへんの仕事人(ラクダ使い、馬使い、ドライバー)とどうでもいい会話をどうでもよくできるようになりました。
クサール・ギレン、今ではこのオアシス村ほとんど携帯が通じます。
どこそこの砂丘の丘にいかねばならない、とか、パンセア(テントホテル)の塔の上だけ、、、
そういう情報がとっても大切だった時代は過ぎました。
お客さんや友人、、などをまず送ります、いってらっしゃい。
残暑のきついきつい夕方です。
そして、いろんな団体がでていくと暇になる。
暇なロバ。
ここはまさしく映画、アカデミショーもとったイングリッシュペイシェントのロケ地でありますので
夕日に赤砂が映えます。大型砂丘でないので歩きやすい、走れる。
後ろに仕事がなかった馬。
ここらへんは、昔は携帯電話が通じる重要スポットだった。ああ懐かしい、どれだけ通ったか。
クサールギレンは井戸をほったら水がでてきたのでオアシス・・リゾート村ができたのだけあって
オアシスの重要繁華街(茶屋が4つある、売店が適当に2つほど)の真ん中には生ぬるい池。
皆さんがラクダに揺られている間、私はさっさと水着になってチャポン。とやりたかったですが、
だいたいは夜21時くらいの暗闇の中浮いていました。
ラクダ組みはだいたい1.5時間くらいで戻ってきます。
さて、夏、残暑の砂漠は大変美しいです、恐ろしく暑いですが写真をとりたいなら夏もおすすめです。
砂丘の向こうをみているときや、ラクダと触れ合っているときに日本からの国際電話で「あのさ、斜め前の山田さんとさ・・・・」という人間関係の相談にまったく共感できなくて苦笑したことがよくあります。うつ病の人や、自閉症の人も、クサールギレンのような手軽な砂漠(ジェルバからわき目もふらずやってくると4時間くらい)で数日いるとさっぱりすると思います。
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