5年ぶりにモロッコにいってきましたー、日本には今日戻りました。
観光客がいくところばかりを見てまわる仕事のためか、
見事「外人:ヨーロッパ人」ばかり、旅行者である外人がみるモロッコと外人用の施設で働くモロッコ人に対面し続ける10日間。
特にフェズ、マラケシュ、エッサウィラなんか、外人しかいかないカフェ、レストラン、ホテル、屋台だらけでなんとも複雑な気分 。「外人さまさま」産業のボリュームたっぷり度に感嘆?!
そこで、リビアとアルジェリアは比較の対象にならない。
モロッコはヨーロッパから簡単にいける「エキゾティックで少し家族、カップル、友人で冒険した気分になれる最高の手っ取り早い場所」なんでしょうね。
しかも帰りの飛行機でみた映画(通常4-6本みれる)の2本が、「モロッコにいくのよ!」あるいは「モロッコにいったよ」というせりふがでた。
チュニジアのお客さんによく「モロッコはどうですか」ときかれたので
「チュニジアよりずっと、いろんな意味でねちっこくて格差ありますよ」と応えていましたが
5年ぶりにいくとそれがますます感じる。
● 今回、平均して5人以上のバクシーシに会う。(日本語で物乞い?でも仕事みたいに見える)
チュニジアは旅行者としていっても10日に2回あうかないか。
● 日本語コミュニケーションをもった人が圧倒的に多い、ホテル、ショップなど。
チュニジアは「こんにちは」「ジャッキーチェン」どまり。まじめな日本語学生なんて
日本にきたことないのいベラベラ。
● 世界の大富豪用のホテルがわんさかある(一泊10万円以上300万円とか?)、レストランも。
チュニジアなんて2こくらい?
● 都市の貧民街の外観的すごさとそのボリューム・・チュニジアのはたいしたことない、と想わせる。
● サービス・・・チュニジアに比べたら概してとってもよい。
● お茶、コーヒー・・・チュニジアに比べるとどこでもおいしくたのもしく感じる。特にカフェオレ。アルジェリアは100年もフランスがいたからか? 激マズ。リビアはイタリア人がしっかりしこんだのか、田舎でもうまい。
● 雑貨・・・チュニジア人よりまじめなのか、職人の気質か基本的に手が込んでいる。しかしいくつかのアイテムはチュニジアのほうがずっと「おしゃれ」(布類、ランプシェード)
・・・・・カップルや友達で2週間旅をするにはモロッコのほうがきっと刺激的だが、
外人として数年住むなら、さらさら感があり、地中海諸国にポンポン飛べるチュニジアだろうなぁ、というのが今回の勝手な感想。
鉄道、バスのインフラが整っているので、まるまる日本からのツアーなんかおもしろくない。
適当に個人旅行がとってもおもしろいと思います。