ベンアリがでていってくれて、
はや2週間。
チュニスの町、中心街では、、、、、じわじわと、でもあきらかにかわったことがあるようです。
1、チュニジア人がチュニジア人のことをほめる! (いつもリビアとアルジェリア人以外の外国人をほめてた)
2、チュニジア人が、チュニジア人に対して 好きだという! (個人的にいっても全体的にいわなかった)
3、チュニジア人がさしあたり愛国心でいっぱいになっている (俺たちはやったぞ、という感がまだ?)
しかし、もう2週間たちましたからね、
チュニジア人大好きだー、、といっていた人々も今は
チュニジア人「ちょっと好き」というのもあらわれてきましたね、あと2週間たって
「やっぱりだめだ、俺たち。」になるのでしょうか。
今日たっぷりと鉄職人と話しました。あなたどう?仕事?
「最高、泥棒が増えて、柵やら窓枠の注文が増えた」
ほんで、仕事やってるの?
「いや、朝ちょっとアトリエにいって、あとはずっとカスバに(チュニスのメディナのカスバ地区には首相官邸やそのほかの重要な政府機関がいくつかあります)」
そうなんですよ、、、、みな政治活動じゃなくても人が集まるところにいっちゃって
仕事しなーーーーーーーーーーーーーーい!
仕事しない、仕事しません。 人が集まってて叫んでいるところに参加していると
仕事している気分にもなるんでしょうか。
「いやー、今のチュニジアの問題は誰も仕事したくないね」
「そら、いつも以上でしょ、いつも仕事しないじゃん、Facebookばかりみてて」
「そう、もっと仕事しない、でもいい人が確実に増えた」
「・・・・・」(ちょろまかす人も減った? お互い助け合う精神<快くぱしり合うというほうが適切>、もてなす精神、感じよくコミュニケーションするのはもともと非常によい)
それで、どうするの?
いや、今のチュニジアの問題は、リーダーがいない。
でもRCD (元の与党)は全員でていってもらいたい。
じゃあ? ほんとリーダーがいない。
月曜日がまた正念場。
そうですね、先週の月曜日も楽しみでしたが。。。。。
また底辺層のレポートいたします。
なお、27日に行われたチュニジアはどうなるか、という学者さんたちのシンポジウムはとても興味深かったようですね、マクロ経済からベンアリ体制を批判された経済の先生、外交官の立場で元大使・・・などなど。
次のチュニジアのリーダーに関しては、
指導した主要なアクターが特定されていないこと(そりゃそうだ!)、UGTTや軍部、野党指導者、国外勢力などの影響力がまだ明らかでないこと、市民の革命遂行力が未知数・・・でどのきりくちからも
見えませんね。見えないのではなくいないのでは?