Insafです。こんにちは。
daryasmineや自分のFBにupしたモザイクタイルのことですが
boss(店長・道上朋子)のススメ?もあり
再度blogにもおじゃまします。
工房に行った初日の話。
松子は英語どころか、チュニジア公用語のフランス語も(勉強
したけど)まったく使えず、
職人さんたちの使うアラビア語も挨拶しかわからず、
どうしたものか?と
ぼんやりしてたのを覚えてる。
ボーっとしてたらどこかのお兄さんが
ピンクのバラを持ってきてくれた。
誰か知らんけど「メルシー」と言ってみた。
お兄さん、何か言って去って行ったけど理解できず
「きっと歓迎してくれてるんだろう」とよろこんで
近くにあったコーラの空き缶を急遽花瓶に仕立てて
花を愛でる。
しかし、どこの国に行くにも「言葉」は大事だなーと
今回ほど身にしみたことはなかったな。
と言っても、なんだかんだ一ヶ月過ごしてしまったので
個人的には困らなかったけど、
修行に行って教えてくれる方の言葉が
わからないのは致命的だ。。。
多いに反省。
工房の職人さんたちは
女子は皆さん親切で、どこの誰やらわからん松子に
とても優しくしてくれた。
途中から小さな子どものようにされてたような気がするけど・・・。
男子は(イスラム教徒のせいか)とても控えめで
むやみやたらとナンパしてくる某国の男性とは
大違いでビックリした。
カルチャーショックの一発目はコレだったな。
見よう見まね、で始まった初日、
「これは職人の技を目で盗むしかない!」と
ココロに決めた松子。
モザイクタイル用のデカい爪切り(日本では
「喰切」や「タイルカッター」として売っている)を
手渡され、
職人さんが
「私の手元を見て」とジェスチャーをして、
それを松子が見る。
「あなた、やってみて」とジェスチャーをされて、
松子、挑戦する。
棒状に切られた大理石を
デカい爪切りで切るのだけど
うまくいかない。
力を入れればいいのでもなく、
入れなければ当然切れない。
「むむむーぅ」なんて唸ってると、
「そうじゃなくて、ほら、こうよ」と
ジェスチャーで呼ばれ、見る松子。
おんなじようにやってんだけどなーーーと
思ってもなかなかに難しい。
バカとハサミは使いよう、っていうけど
コレもそうなのか?
と力任せに、こうか?
違うか? とパチパチ切ってみる。
手前のオレンジの取手がついてるのが
モザイクタイル用爪切り。これは初代。
そして、残骸と化した切れっ端たち。。。
集中しすぎて気づいたら四時間ぐらい
ずーっと石を切っていた。
ついで(?)に右手の薬指の内側まで
爪切りで切り(挟み切った・・・)
軽く泣きそうになる。
すると職人女子たちが自分の仕事ほっぽらかして
駆け寄ってきて
「大丈夫!?」
「ああ、かわいそうに」と
正確な言葉はわからないけど、
何か言いながらウチの右手を撫でさすってくれた。
嬉しさにまた泣きそうになる松子。
そして男子職人も混じって苦笑しながら
「俺もココ、切ってさ」
「私もほら」と
みんな右手の内側の挟み切り傷を見せてくれる。
多分、
「君だけじゃなく、ぼくらだってこんなミスをするんだよ」って
励ましてくれたんだと思う。
ここで連帯感を感じたのはウチだけか?
これでウチも職人の仲間入り?!?
いや、そうじゃなくて
気をつけなきゃ!
そして、宿泊地に戻ってから
「名誉の負傷」と
自慢げに見せびらかした(←バカ)
負傷だけど、名誉ではないぞ、松子。
以下、次回へ。
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