犠牲祭で、、、またいろいろ停まっているチュニジアです。
田舎の人は10日ほどたっぷり休むそうです。休むといっても自営業なだけで、
雇用されている人は、雇用側のスケジュールによって動きます。私がやりとりしている多くの職人さんは
激しく自営なので、やはり滞ります。夫は2週間は動かんだろうって。そんなに休んでだいじょうぶですか??
さて、関東、関西でアフリカ、チュニジアイベントに参加しています!!
インスタグラムを最近まじめにつかっておりますので、ぜひともご登録を!!!
ほか、北海道や名古屋ほかパートナーやお取引先の皆様がアラブイベントをしてくださっています。大感謝。
遠方の方はホームページだけでもご覧くださいませ
場所: andu amet コンセプトストア 「African Bazaar 2022」日時: 7/21(木)~8/29(月)会場情報: 東京都渋谷区 https://anduamet.com/ 一等地にてかっこいいエチオピアレザー専門店です、アフリカバザーをしてくださるそうです。
アフリカ物産を取り扱う専門店が展示販売します
アフリカ好きですっぽりアフリカにはまられた方々、または本物のアフリカ人(北アフリカ人はいませんが)が
ワークショップ、お料理などをお出しします
‥‥‥北アフリカはほとんどイスラム教徒。犠牲祭はじまってから数日は
女性たちは忙しいです。羊の首をきって大まかな解体(皮をはずす、足と首をとる)以外ほとんど
女性たちの仕事。臓器を1日かけて洗い料理できるように整え、足と頭を3-4時間かけてあぶり(これは男性が多い、または
家の近所の兄ちゃんに頼む人もいる)、
肉を焼き続け、来客に振る舞い、、、短期保存用、長期保存用に羊を刻み続けて、小分けにして
その合間に内蔵料理をつくっていらっしゃいます。1日目は私は隣でみているか、3-30分小刻みに一緒に何か参加しつつ、
その辺の周りを掃除しています。延々に続く作業とその我慢強さに感動しながら。
10回以上はこの解体作業をどこかで経験しているとはいっても、毎回発見があります。
今年は、、、母ちゃんところの羊の肺が捨てられていたので「なんで?」といったら
義理の兄(だけでど年下)が、ああ、「ちょっと風邪ひいていたね、肺がよわかったんだね。あとはきれいだけど。」
白い部分がありました。「人間みたいに風邪薬シロップ飲めないからね。」すげー。
この兄の羊の肺をみせてもらったらとてもきれいでした、「この肺はきれいね」「そう。」(この家で3頭解体しました)
心臓、金玉、腎臓、肺など、しっかり握って掃除したりして、隣にバーナーで焼けた顔を見る。、、、、
神がつくった創造物、、として感じざるをえません。「生きていたもの」の造りをこうやって知るのは本当にすばらしい
こどもたちがこれに参加するのはいいことだと毎回思いますので、たまちゃん3歳にもしっかり見せました。
彼は絶句。
「こんな大変な作業誰がするのだ、21世紀だ」
とそれでも毎回思いますが首をしめて大型解体の30-40分家族が力をあわせて、動いている姿はすばらしく、
そのあと筋力をつかった男性軍がいったん休憩にはいり、女性たちだけ延々と動くのにも「ぬおー!!アラブ!」
と思わざるをえません。
チュニスのメンザ9であるうちの近所の人々、チュニスの都市部にいる友人たちは「小さな肉を少し買って食べるだけよ」といっていますので
やはり田舎、田舎出身の人、庶民が重要視する行事だとも思います。
隣近所から羊の声は一切きかず、初日、昨日午後から近所のカフェはオープン。無関係。
一般的にチュニジアは田舎や所得が少なめ(ひとりあたり1000tnd以下)とイスラーム色が強くなり、女性たちはほっかむり、全身隠れたかっこうで、30歳超えたら女性は平均80KG級になると思います
伝統を重んじます。
犠牲祭当日は家族で、そして2日目からは親戚一同が訪問しあいまくるのが通例だそうで、
わたしも夫の実家に朝から参加しています。日本よりしがらみだらけだと思う。
14時母ちゃんの肉の仕事がひと段落、友達の家に肉をとどけに行き、レモネードをつくりはじめたので
義理の妹スマヤちゃんの部屋をかりました。
私はどこをとっても超外人なので
その場に存在し何かしたり何か発するだけで充分喜ばれます(と思い込んでいるか?)。
暑いので16時ごろから
親戚の皆さんがここに訪問されますので、家に入ってきた方がいたら
サロンにでていって、あとは義理の妹の部屋でpcにむかいます。