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北アフリカ、チュニジア共和国に住むいち自営業の困った日常生活、日本人からみたこの国で送る事件、貧困、社会問題、ひいてはイスラーム社会についても語りつつ、 日本での店舗情報、イベント、商品のご案内です。
by DARYASMINE
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日本国へのPCR 
あさって、うまくいけば、、、、、日本へ出国できそうなので親子でPCR受けてきました。

 朝8時30分、たまちゃんをバギーにのせて文房具屋にいく。アホな私はきれいな紙が家にみつからなかったので
外務省指定のPCR検査陰性証明書が家で印刷できず、文房具屋すべて印刷しようと思っていたら
「conge annuel (年のおやすみ)」と書いあった。その辺の通りがかりのおっさんたちに
このあたりで印刷できるところないですか、泣きそうな顔できいてみると、
1人が1分待ってといって3分以上まってると戻ってきました。
 同じビルの2階までつれらていき、たまちゃん18kgがのったバギーをかかえてヒーフーヒーフ。
そこは事故車の査定屋で、イライラした秘書がひたすらパソコンと電話応対。
わたしはまったく外人のフリしてフランス語のみで「ほんますいませんほんますいません、いまからPCR受けに行くのにフォーマット印刷できなくて困ってまして・・・」社長らしいそのおっさんは
「かわいそうなこの人を助けてやってくれ」でどうやらパソコンはいっさいできないよう
秘書「いや。待ってよ、これとこれとこれができないと画面とじられない」イライラ。「あっちのパソコンは?」
「すいませんお忙しいのに、わたし適当に待ってますから」
狭い部屋の中に大量のファイル、
「毎日事故っすか?」
「そうだね。日本はどうだい?」「そりゃありますが、チュニジアほどでは・・・」
「どうしたらいいんだね」
「すべて私のGMAILにあるので、GMAIL使わしてくれれば」
「おい、イメンつかわしてやれ」
「だからこれとこれがおわらんと無理です」
「そういうな」
‥‥というわけで、「はい、わたしいったんこちら切りますね」っと前にログインされていたアカウントをぬいた瞬間に
「ああ、前のログインパスワードがわからないわああああ」
秘書パニック。

‥‥私は印刷できましたが、秘書は形相かえています。
「ほんますいません」といって60TNDくらい渡そうとしましたが、損益は計り知れなく、様子をみていると
ほかのスタッフに電話してpasswordをもらっている風だったので、謝り倒して出ました。
チュニジアでは、、まあどこでも「やり損」、「救ってみたけど大損疲れ」は絶え間なく、野暮用に埋もれる。
私もいつもそんな立場にいるので、気の毒でしょうがなかったです。
どうしようもないので、わたしの連絡先を紙にかき、パソコンでなにかあったらなんでも夫が修理しますんで、
ご連絡お待ちしていますといってでました。
PCRの予定検査場までそれから1,5km以上の炎天下。死ぬなあぁとと100ml歩いたら目の前にlaboratoire.
はいっていって「すんません渡航用のPCRできます?」
はい、やりますよ、160TND。
ああ、救われた。

ちょうど、カルカッタ(インドの)で結婚式を終えたアリッサUSAが戻ってきて
また拾ってしまった障害をもつクロネコの将来に頭をかかえていました。
拾ったときはほとんど死にかけで「生かせる」のにせいいっぱいエネルギー、病院や家での治療に時間をさいていましたが、
元気になって、今度は暴力的になったらしく、もらい手がいなさそうだと。インドにもUSAにも今いるドイツにも持っていきにくい。さあどうしよう。
 世の中かかえなくてもよいcommitment をかかえてしまって、自分もふくみ右往左往している人々がいっぱい。
それが人生の面白さですか。

先日は突然amnesty internatoinal(国際人権団体)から大量にうけとってしまったガンのお薬などを小児がんの病院や貧しい人々に届けたく右往左往してました。



 
 



by daryasmine | 2022-08-08 21:44 | 店長のひとりごと
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