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北アフリカ、チュニジア共和国に住むいち自営業の困った日常生活、日本人からみたこの国で送る事件、貧困、社会問題、ひいてはイスラーム社会についても語りつつ、 日本での店舗情報、イベント、商品のご案内です。
by DARYASMINE
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「俺のいとこなんだから、なんとかしてやってくれ。」 出国にて
 わたくしは子連れ出国のため、またほかの理由で空港に3時間以上前に行っておく必要があります。
本題はだいぶ下。

1,滞在許可証がきれたままです。。。おととしのいつかどこかでなくして、更新する元気がなく時間ももったいないので放置しておりました。なくしたあと更新するとなると、また4-5か月警察署に通わなくてはならず、
毎回1-2時間順番待ちした後「はい、二週間後にきてみてね tarjaa jemateen」とかいわれて、とぼとぼと帰る(はず)。
年に2度以上出国しているので、ペナルティー(観光ビザは3か月)は1週間~最高3カ月くらいで、その
ペナルティー罰金を払う(1週間20TND)ほうが、わざわざまたビザ出国するより安くつき、
さらに、滞在許可証再チャレンジのエネルギーと時間を消耗するより楽。

となると、出国時に警察所につれていかれて罰金お支払い手続きがあるので、はやめにいかねばなりません。
過去、さまざまな罰金の方々の付き添いをして、
ペナルティー4年分支払う方が罰金金額分のスタンプを購入+パスポートにはってもらう作業中飛行機を逃すということがありました。(多々ある)


2,ハーフの幼児との子連れ。
外人とベイビーのセットは出国時大変よく「つかまります」
こちらのブログでも何度かかきましたが、チュニジアは国際ハーグ協定に加盟していないらしく、
国際結婚で離婚が生じたとき、または離婚もする暇もなく、双方の承諾もなく
女性がぶちぎれて女性が子供と本国や外国にいってしまっても(逃げ切ってしまっても)
男性または男性の家族、チュニジア側に
「赤ちゃん返して」という権利がなく、毎年大量にハーフベイビーがでていってしまっているそうです。
こちらから見ると「チュニジア側」または男性があかんたれで、外国人女性を幸せにできなかったんだろう、
といいたいところですが、
これらの事件の国家的な対策としては、出国のときに外人と幼児連れに
「この子の父ちゃんからauthorisation許可はでているのか、紙を出せ」といわれますので
毎回ぺーパーを用意したうえで、さらに夫に外でまたせます。
紙に書いたサインだけでも納得しない場合があるからです

3,恐ろしい荷物量
自営業の私は出国寸前までなんか頼まれごとがあります、いつもの輸出便にいれればすむのですが、
一般的ではないアイテムはもってかえりたい。税関で揉めたくない。サンプルなど・・・・
結果的にひとりで動いていた時は手荷物と預けに荷物で50KG、
たまちゃんがいるので100kgこえて毎回動いています、あほです。今回は全部で120でした
荷物チェックインの前に、段ボール数個ラッピングをしたり(段ボールが一番!)、税関のおっさんと対話があるので、
はやめにいきます。
なぜ100KG可能かと申しますと、今はたまちゃんが大人1分の荷物が可能。
昔は安いビジネスにのれたのでそれでOK
または私がどの航空会社でもたくさんではないがマイルがあるので、超過荷物OK


さて、本題はここです。
水曜日、夫は休みをとって空港に一緒にきてくれました。
夫はどこからどうみても労働者階級(公務員)、100人くらいいそうな従妹もみな労働者。
空港にお父さん側の従弟が最低2人もいるんです。
ナビル出国前のカフェ。
ナビル(同じ名前)空港警察。
ハムザ2は空港の荷下ろし荷揚げ担当。(ときどき仕事がなくなる)

カフェにデブのナビルがみられなかったので、「いなかったねー」とかいって、出国のゲートのところでお別れをし、
「また呼ぶねー(パスポートチェックのところ、中で捕まるから)」
でいったんお別れ。たまちゃんここで一発目ギャン泣き、絶叫。
「ぱあああぱああああああああああああああああああああああああ」
「papa来るから」
「ぱぱあぱあああああああぱぱあああああああああああ」
大変こんでいるので40分絶叫。あちこち動き回り泣きじゃくる「あっちー」
自分たちの番がまわってきて、女性の警察官にいわれる
「あんたはここに住んでいるの?」「いえ、今回はすんでいません」
「あんたは60TNDのスタンプもってないの?」「いや、滞在許可証ないんでもってないです」
「スタンプ必要よ」「はい、そう思いますが(心の声:60じゃすまんだろう)」
「これ、夫の許可書」「はい」
別の同僚「かわいそうよ、ここでやらないほうが。あっちにまかせなさい、アシュラフ!」「アシュラフ!!!!!」と動き回る覆面警官をよぶ。
空港は覆面警官だらけです。
そのアシュラフがやってきて、「はい、こっちきてください」
といつもの小部屋につれていこうとすると
出国審査でパスポートコントロール枠に入っていた警官のひとりがたちあがり、出てくる (パスポート出国審査まっていた列の一同の顔、怖くなる)
「うおおおお、ともこぉぉぉ」
ああ、ナビルさん。
「どうしたんだ」
「いや、いつもの・・・」「リアドは」「ああー空港でか、カフェに」
すぐさま電話して、すぐさまこの出国審査場の中に夫が登場。
「ね、たまちゃん、ね?papa着たでしょう」

ナビルは勤務枠から退場したまま
夫と彼の上司のところ小部屋にはいっていく。。ので彼の列にならんでいた
人々の顔は猛烈に怖いまま。(私の日本人の心は「ひょえー」)
「おれの従弟なんだ、なんとかしてやってくれー」(とか聞こえる)
‥‥数分問答があったあと
「ペナルティー240TNDだ」
「はい、その用意できています」
スタンプを買いに行き、貼ってくれる警官が特別手配され、15分ほどまってるうちにOKがでました。
その15分間は勤務枠にもどったナビルがなんどもこちらを見ている、ときどき覆面に叫ぶ。
たまちゃんpapaが戻ってきて機嫌がなおる
さらに、また別の覆面警官がナビルからよばれて、「この日本人はおれの従弟の嫁だ、通してやってくれ」
と叫び、夫と最後のお別れをしてから
最後のカバンチェックは長い長い列をぶっとばして通してもらいました。

…ここでまた「おれの従弟パワー」を再確認。
日本やヨーロッパに正規(労働ビザや就学ビザを取得)で入っていないチュニジア人のほとんどは
従弟がいるからといって入ってきます。従妹をたよって従妹が斡旋した仕事につく。
従妹さえいたら安心。
こんな小さな私の事象で「おれの従弟をなんとかしてやってくれ」をみてると
簡単に、、、小さいけど業務上の特別なやりくりが生じ
無関係な人々にとっては意味不明な待ち時間や、覆面警察のほかの同僚にとっては別件の仕事が増え(日本人のスタンプ購入を優先)、それが日々つもりにもつっているわけで、そりゃ全体的にはいろんなところがスムーズに動かないだろう、
または、だれか個人にとっては従兄弟のおかげで問題解決どころかどこかひっととび。

 警察官同士が似たようなことをするので、お互いの従弟?を助け合う。そりゃ、
従弟だけじゃなく、かわいいかかわいくない汚職にでもなんでもつながるわ、と思った次第でした。


by daryasmine | 2022-08-13 17:50 | 店長のひとりごと
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