日本の皆様あけましておめでとうございます!! わたくしがいるチュニスは16:00ということで、
8時間の時差、おきていそうな方々と少しお話しています。
日本のような年越しをする気分はゼロ、、、ですが、
今年は家にいる人がいないので、掃除と服やおもちゃ、書類の整備ばかりしていました。
あーしあわせ。いつもぐちゃぐちゃで自ら疲弊するのでこのような時間が必要。
夫は年末年始はいつも最大の仕事、20-30のホテルのインスペクション。。夜中まで続きます。
コロナで彼が働くヤスミンホテル群はすべて満室だとか。
通例はうちに居合わせたゲストや友人やスタッフ関係者と過ごすか、または実家にいくのですが
なにをするといっても年越しはフランスかチュニジアの大みそか番組を見ながらケーキを食べる。
どれもそれほど面白くない。。。が耐える。
さきほどレ・ユニオンからルドルフくんがタンクトップでムキムキを打ち出しやってきました、
(私は重ね着4)
1月1日から新しい家に入るそうで荷物のひきとり。彼は3か月うちにいました。
中国系フランス人(レユニオンが南の南の島なのにフランスの県だから)。彼のキッチンの扱いに夫が毎週きれていましたので、世界中でフランス語教師しながら、共同生活できないのはどうことだ?と思ってましたが、、
卵3パック集めたり、同じ野菜を買い集めすぎたり、
トイレ・バスを週に1度は大洪水にしてくれたり、、、、
いったん彼が出た後の部屋や、書類やお金の束一式忘れていったとき
「包括的にゆるすぎる、さては心底ぼっちゃんか?」「イスラム国と同様、男性はあまやかされすぎて育ったのか、自己管理能力が・・・?」
他人は先生、・・・・ なんでも勉強になります。
彼のぼわーっとした姿を見ていると怒る気にもなれません。
南洋のやわらかさがでている。
さて、この国というかイスラームの国の多くは男性史上主義、男はあまやかされて育ちます。
(一人っ子の男の子、わたしの息子のたまちゃん3歳はベロベロにあまやかされています、王様。)
家族から「これせーあれせー」といわれるは嫌い。
家ではなにもしない。のが80%以上。
夫がわたしの家に住み始めて、掃除をしつつ「俺が掃除していることは、ファトマ(義理の義理の母)にいうな」
といわれて、「はぁあああああ?」と思ったものでした。
彼の発言は、今日まで「はぁああ?」と思いながら生きております。
年末年始、義理の妹スマヤちゃんが数日うちにきていて梱包作業ほか手伝ってくれていました、
せっかくの休みでいろいろ出かけたそうなので、「お母さんとXXXにいけばよいのに」とかいうと
「タハ―(義理の父)を一人にしておけん」というのが彼らの最後の言葉です
スマヤちゃんがアントニオさん(前回のブログ参照)とうちへの帰りが22時になると
夫は「お父さんは知っているのか?なぜこんなに遅いんだぁあああ、遅すぎる!!」と怒号をごばす。
わたしは、、、「スマヤちゃん好きなだけ外にいなさい、リアドだって遅かったぞ、泊まり込みとかしてたぞ」
とスマヤちゃんの大の味方
義理の父は一人でクスクスつくれますし、買い物にもいける、
リタイアして1日中一人で部屋にこもってFB。みんなと会話するのは苦手。
このチュニジアの多くの男性群は仕事があってもなくても、ご飯を用意してもらって、
掃除洗濯してもらって、好きな時間にでかける、可能な環境があれば酒も調達して飲む。
そのくせに家の女性には外にでるな、酒なんかありえん、
父をひとりにさせるな、うんぬん、、、(庶民のほとんど)
‥‥それでは、愚痴になりそうですので、、、アラブ世界でもっとも女性の社会進出がすすんでいるというチュニジアで
2023年も女性の開放、女性の現金収入、女性の啓蒙活動を切り口にゆっくりと動いてまいります。
(ときどき絶望しながら)
なにとぞよろしくお願いいたします~!!!!!!!!!!!!!!!
現地生産責任者 道上