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北アフリカ、チュニジア共和国に住むいち自営業の困った日常生活、日本人からみたこの国で送る事件、貧困、社会問題、ひいてはイスラーム社会についても語りつつ、 日本での店舗情報、イベント、商品のご案内です。
by DARYASMINE
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外見、体裁。
うちの近所の保育園に通うたまちゃん3歳(もうすぐ4歳)のお迎え・・・・
最近やっと楽しくなってきました。基本的にすべて「めんどくせー」です。

お迎え16時ごろのパパ、おじいさん?じいさんのようなpapaたちの様子が恰好が面白い。
(自分はばあさんのようなママということをおいておいて)
実業家っぽい人、パジャマな人、カフェからでてきたような爺さん、、、彼らはなぜ16時に来れるのかというのも知りたい。
家族一同お迎えにきているような人々、、、
そして、ママ。ママはすごくて「ど、どこから来たんですか」みたいなギンギンギラギラ恰好と化粧の人々が非常に目立ちます。あとはおばあさん(たぶん本当に祖母)、
化粧けばけば全身ピンクとか、眉毛ガッコンガッコン、とブランドのバッグ、テンガロンハット、、、
フランス語を大声でまくしたてる人もいる、その中にちょこちょことヒジャブのママ。

わたしは毎日小汚いジャケットにヒッピーのような(父にいわすとルンペン)格好でカゴとリュックで徒歩往復。
ですが、見つめているうちに影響されるもんで? 園に行く前に眉毛3回書き足すとか、
ピアスの大きさをかえるとか、ジャベル(塩素たっぷりの掃除用洗剤)のついたズボンはやめる、とか
小さな努力をしてみていますが、ギンギンギラギラには敵わない。

たまちゃんとのアッサラーム君(ロシア人のクオーター)と放課後?保育時間おわってから園の遊具で遊ぶ様子がとても面白い。たまちゃんは日本語で「おいでええええええー」「アッサームみてええぇえ」というと
アッサラームが「おいでええー」「みてえええ」と日本語をリピート絶叫しつつ、たまちゃんの遊びについて来ようとします。
ときどきアッサラームが「マッハビッシュ(やだ)」というとたまちゃん「え?やだ?」(そこ日本語で訳すな!)

アッサラーム君にわたしが「おーしーりーぃぃぃぃ」というと彼はたまちゃんにむかって「おーしーりぃぃぃ」と絶叫。
たまちゃんが「やだああああ」
たまちゃんはどうやらクラスメイト数人に心を開いているようで自分のおもちゃも渡し、一緒に遊ぼうとする。しかし
ほかのクラスからくる子はほとんど拒否。
アッサラームはたまちゃんのことを「マダム」と呼ぶ(本名アダム)。
アッサラーム君の母ちゃん(ロシア人とチュニジア人のハーフ)は
「マダムじゃねええよ」と毎回いってくれるけど、「マアアダアアアムウウウ、サアアイエエエエエ(終わり:フランス語)」
彼らが発するチュニ語、日本語、フランス語の絶叫がとても非常にツボなのです。

この園はよくできていて、放課後楽しく遊具で遊べるようになっています。トランポリン2-3基、ジャングルジムふたつ
ブランコ、シーソー、ほか人口芝生で走り飛ばしてもいたくない。


・・・・夫はわたくしがよく愛用しているオレンジの真っ黒によごれたダウンジャケットを捨てろといいます。
家の中はくっそ寒いし、パッキング作業ばかりしているので、重宝。
そんなジャケットをきて出歩くなと。恥ずかしい。

 「あんた。私は冬でも1週間に2回以上風呂入っている。毎日歯を磨きます。あんたは10日に一度入るか入らないか。歯は1週間に1度。どちらが清潔なんですか。洗濯は毎日しています、あなたはほっておくと1か月洗濯しない」
「汚い恰好をして外にでるな」

 外見ばかり気を遣うだけでなく、ありとあらゆる面で「体裁」文化だと思います。
また次の機会に体裁文化ぶりをまとめてみようと思います。

by daryasmine | 2023-03-09 04:51 | 店長のひとりごと
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