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北アフリカ、チュニジア共和国に住むいち自営業の困った日常生活、日本人からみたこの国で送る事件、貧困、社会問題、ひいてはイスラーム社会についても語りつつ、 日本での店舗情報、イベント、商品のご案内です。
by DARYASMINE
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母ちゃん父ちゃんメッカに。壮行会に参加しました
あっというまに1月14日。今日からベルベル、アマジグカレンダーでは
black nights が20日間続くそうです。black night=>
冬の寒い寒い日々が過ぎ去り、芽が出る時期。
そして日中比較的温度があがらないのに、夜寒くならないそうです。
アマジグカレンダーは農業カレンダーで、そんな農業の目安要素が盛り込まれていてとても興味深い。
ちなみにこの北アフリカ農業カレンダーでもっとも寒い日はwhite nights 12月25日~1月13日。

 今気が付きましたが、先日の西暦でいう1月12日、弊社のスタッフtamadurさんの誕生日はベルベルカレンダーで元旦でした。

 さて、昨日は義理の両親がメッカに行く日、、、メッカにいくことを「オムラ」にいくといいますが、
オムラに出発しました~!彼らの人生最大イベントのひとつ。
 義理の両親にとってははじめてのオムラで、それこそ待ち望んでいたオムラで、ほぼ諦めかけていたオムラでした。
死ぬまでに一度。でも貯金ゼロ。しかしながらこのブログで書きましたように今年の4月から
義理の妹スマヤちゃんの給料がほぼ8倍となり、まず彼女がやったことは義理の両親のパスポート再発行、
オムラ手配。家族の鏡、親孝行の鏡! 
 わたしは実家での壮行会には参加せず、チュニスカルタゴ空港第二ターミナル(ターミナルハジージともいわれる、犠牲祭中にメッカに行くことがハッジ、ハッジするとイスラム教徒としては最高ポイント)に直接行きました。
 どうせ迎えに行った我々の車にはオーバーウエイトの人々
が乗り込み、さらに乗り切れない人は人の上に抱っこというチュニジア的運送が想像できたからです。
積載量とか積載可能人数とか前もって絶対考えない人々。。。。が多いです。

 空港第二ターミナルには3つのオムラ催行旅行会社グループがいて、それぞれ参加する人は色分けされたチョッキとバッジをつけられていてわかりやすい。母ちゃんたちは阪急電車の色でした。
そして壮行会にかけつけた家族たちで、。。。空港はぐちゃぐちゃ。おしあいへしあい、なにがどうなってるのかわからない。整備する人はゼロ。特になにもすることがないので、参加者が荷物チェックインする様子を待つのみ、終わると記念撮影。感極まってなく母ちゃん・・感極まってなく人々があちこち。
 母ちゃんの兄弟の数人はオムラに何度も行く人もいて、それはご子息がユーロ圏に住めている場合。EURO送金をしてもらえるので、貯金ができてオムラはそれほど難しくないですが、家族が全員チュニジアいるとなると
どれだけ真面目に働いていてもオムラ貯金はできない現実があるみたいです。

 帰り、順番に人々をおろしていく。ひとりずつ家の前で「はい、じゃあ、うちにおいで、ご飯やお茶でもしましょう」という。夫は断る。夫曰くお誘いするのが見栄であり礼儀、社交辞令が90%らしい。その見極めが外人は難しい。
「まじっすか、ちょっとだけいっていいすか」といいたくなります。
夫はいつもわたしを戒めます、親族が働いているところに絶対いくな。みな、金銭的に余裕ないのに礼儀としておごるから困る。距離を保て。

 母ちゃんの妹のひとりは降りる前に
「男というものはなにもしないようにできているだよ」
「卵ひとつ割るだけでどんだけ偉大な仕事か」
  といわれて、やはりここの女性たちの寛大さに感心しました。わたしはキレっぱなしです

母ちゃん父ちゃんメッカに。壮行会に参加しました_a0141134_06053792.jpg
 



 
 


by daryasmine | 2024-01-15 05:55 | 店長のひとりごと
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