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北アフリカ、チュニジア共和国に住むいち自営業の困った日常生活、日本人からみたこの国で送る事件、貧困、社会問題、ひいてはイスラーム社会についても語りつつ、 日本での店舗情報、イベント、商品のご案内です。
by DARYASMINE
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「食」の交流会!!チュニジア家庭ご飯と、日本食パーティー! NO3!
こんにちは。staff tamadurです。

あれよあれよという間に、もう3月も後半へ突入・・・。
ブログ更新できておらずすみません。

「食」の交流会 第3弾!!M先生たちのスケジュールも最終章を迎えます。
最後のご家庭は「Zohra ゾーラさん」のお宅です。

ゾーラさんは、ワタクシtamadurの日本語レッスンに通う生徒さんです。
彼女は語学もですが、食にもとても興味があるようで、レッスン初めからよく日本食の美味しさについて語ってくれました。
料理をすることも得意で、ご自身で作った料理の写真なんかも見せてもいました。
生徒さんとはいえ、学校ではないので様々な年齢の方が通っています。ゾーラさんはその中でも年長さんでいつもクラスを仕切って私を助けてくれるココロ強い方です。
とてもしっかりと構えた彼女ですが、私よりも年下だったのが衝撃・・・私のなんと頼りないこと・・・ 人生の深みを感じた一瞬

M先生が来る前、BOSS Tomokoが「誰か英語が話せて、日本人歓迎してくれておうちで料理できる人いないかねー・・・」という言葉にピンッと来たのが彼女でした。
日本語レッスンに通う、料理好き、なんとぴったりな組み合わせ。
早速彼女に「3人の日本人にチュニジア料理を教えてくれませんか?」の交渉。
即座に「OK!」 さすがの彼女!!

さて、当日、やや曇り空雨の降りそうな午後。彼女のお宅へ。
BOSS Tomokoから「彼女の住所、とんでもなくお金持ちゾーンよ!」とは聞いていましたが
お宅に入った瞬間、その言葉の意味が分かるほどとっても素敵な邸宅でございました。
いきなりプール!大きな扉、そしてここは部屋か?と思う玄関ホール、素敵な絵画がずらり! なんとまぁ豪邸とはこのことを言うのね、という代名詞といっても過言ではないおうちでした。

早速キッチンに入り、今日のメニュー1品目。

シンプルな「クスクス」から。
クスクスは何といってもスープが決めて。まずはお野菜を煮込むことから始めます。
といってもお野菜たちは形を整えて切るというよりも、素材の大きさそのままをお鍋にドボンと入れます。
味付けは、トマトペースト、クミン、コリアンダー、パプリカ、ペッパーなどハーブ調味料などを加え、ひたすら煮込む。
チュニジアのお野菜たちは、味がしっかりしているので化学調味料なんかは一切使いません。
お野菜を煮込むだけでスープにうま味が生まれます。
ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎ、アーティチョーク、そら豆、鶏肉です。

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大きなお鍋でお野菜を煮込んでいる間に、クスクスの準備。
まずはお湯で少し膨らませます。なじませておいてから、お鍋の上に一緒に蒸します。

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クスクスもスーパーでもちろん買えますが、おうちによっては手作りする家庭もあります。
ベルハッジ家ではファトマ母ちゃんのお手製クスクスです。
大きさや硬さなどが微妙に異なり各家庭のオリジナル?になるようです。

クスクスの次は「ショルバ」スープです。
ショルバもクスクスのスープと同じような材料なのですが、なぜか不思議
全く異なる味でとても美味しいのです。こちらには、大きなお野菜は入りませんがモロヘイヤと崩した鶏肉
そして小さなパスタ米状のものが入ったり、麦の粒が入ったりとその時々により変わります。
食べる時には、レモンを絞っていただきます。
ワタクシ「ショルバ」大好き。優しいお味で、あったかくホッとします。レモンをキュッと絞るのもまた一味変って美味なのです。
ただ、レストランなんかで頼むと、一皿が大きく最初に出てくるのでおなか一杯になり後の料理が入らない・というのが悩みの種です。一人でない場合は、シェアするのもおすすめです。

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そして、「サラダ」 チュニジアンサラダというのがレストランなどにありますが、
今回のサラダは、葉物(ロメインレタス)・トマトを細かく刻み、塩を振って少し置きます。
しんなりしたところにオリーブオイルを絡めて出来上がり!
美味しいオリーブオイルだからこその逸品!
本来レモンも絞るのですが、アレルギーの方がいらしたので別で個人で絞ってもOK!

それから、「ブリック」 これはもうおなじみ。チュニジアの揚げものといえば!のお料理ですね。
ゾーラさんブリックはあまり好きではないようで、ほとんど家では作らないとのこと。しかしこの日は一生懸命に揚げてくださいました。ブリックの皮「マルスーカ」もお手製でした。

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追加のメニューは「タジン」こちらはオーソドックスなタジン。お昼に作っていたそうです。
飾りつけも葉っぱを敷いておしゃれに!

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さて、メニューは出そろいました。
クスクスも出来上がり、最後の仕上げ!
蒸らしたクスクスに煮たスープをしみ込ませるように全体を混ぜ合わせます。程よくいきわたったら上に煮込んでスープをたくさん吸って美味しそうに柔らかくなったお野菜たちをデコレーションです!
このデコレーションがクスクスの一番大切?なところです。ボリュームとダイナミックさが出る瞬間!!


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さ、それぞれをお皿に盛って、「いただきます!」

ショルバ、サラダ、クスクス、ブリック、タジンとチュニジアの伝統的オーソドックスなお料理!
チュニジア料理といえば、辛いハリッサ と思いがちですが、ゾーラさんの味付けはいたってシンプル、そして優しい味。
日本人にもすんなりといただけるお味でした。

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お食事後は、少し団らんしつつ。
思い立ったように急におやつタイムに!
おなかいっぱいである程度時間も過ぎていたのですが、「すぐできるよ」と言われ作ってもらうことに。

しかし、肝心の名前を忘れてしまったのです・・・。
材料は、小麦粉、砂糖、バター、のみ。
小麦粉・砂糖をゆっくりと水を入れたお鍋で沸かしていきます。その間手を止めずずっとヘラを動かします、火が通ってくるとだんだんととろみが出て、混ぜている手もだんだん重くなるのがわかります。全体的に火が入り解けて粘りが出たら火を止め器に移し、バターを混ぜます。たっぷりのバターが熱で溶けてじんわりととろみに混ざっていくのです。
それで出来上がり。あとはスプーンですくって口へ運ぶ。何とも言えない甘さととろみ具合。 日本でいう甘い葛あんのような感覚。バターの風味が癖になるようなお味でした。

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そして忘れていけないのがお茶。
さずがのゾーラさん、この日のお茶は中国茶でおもてなししてくださいました。
さらにさらに、お昼に作ってたという「ガトーショコラ」 これがなんとまぁ「お菓子屋さんで買ったんですか?」というくらいの濃厚さと、舌触りの素晴らしいこと。
3人の先生たちもレシピを聞いていたほど。しかしそのレシピもいたってシンプル。

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とっても美味しい楽しい時間はすぐにたつものです。
ゾーラさんのご家族 旦那様、二人の娘さんとの団らんもあっという間に過ぎてしまい、夜も更けて・・・。
お別れの時間となりました。

今回の「食」交流 最終章でした。
本当に人生 何がどこでどう進むのかわかりません。
その時々の出会いと、出来事に大いに楽しむということを実感する出来事でした!


各ご家庭の心の広さ、豊かさ。そして日本に対する興味のあるたくさんの人々
そして、日本から来てくださった3人の先生方、もちろんこの場を作ってくれたBOSS Tomoko
ラッキーなめぐりあわせと、共に感謝を・・・。









by daryasmine | 2024-03-17 14:11 | Staffのひとりごと
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