こんなラマダン中に旅行者がうちきておりおます。普通インターンまたは研究者のみ。
こんなラマダン中にいらっしゃった旅行者は19歳、見た目は14歳のドイツ人の青年ですが
・・・・・おばちゃんとして、めちゃくちゃ感動しております。
19歳とは思えない、話題定義、チュニジアの民主政治はどこまですすんでますか、ハイブリッドですか、
日本のバブルから今日までどれだけ経済成長したんですか、
アホな質問しない。「神戸は牛がおいしんですよね」とか「中国語と日本語一緒ですか」
ドイツにたまにかえるけど、去年の夏からworkaway などのサイトを利用して定住型の旅。
このブログをみていただいている皆様はご存じとは思いますが、
主に住みこみで農作業などをさせてもらって、食事をともにして、それで旅の費用を浮かす体験型旅。
チュニジアのケロアンあたりの小さな村でオリーブの実のピッキング作業をしてからチュニスに入ったそうです。
世界情勢も詳しく、ドイツで「高校おわってから大工して、、ちょっとお金ためてでてきたの」というわりに
英語はレベルA、そりゃworkawayで磨かれたとはおもいますが、すばらしい発言力、充実した内容。
そして、すぐなにか手伝おうとする手。どこかにいくといつも我々の分もケーキやパンを買おうとするその気持ち。
なんじゃそりゃできた19歳。
「なんでも手伝うの大好きなんだよ」
「ヨーロッパ旅してたらなんでも簡単すぎて、あんまり自分がみがかれない、こういうところにきて、
自分でいろいろ解決していかないといけないのが経験になる。」
「僕はあほなことをたくさんした、それでもその経験でそのあほなことをしないようにしようと思うけどね、
あほなことしちゃうよね」
名言を日々残してくれそうです。
しかし、workawayでときどき一緒になる大学生たちは、、
「あほすぎて見てられん」子も多いそうです、洗濯機まわせない、簡単な料理もできない、など?
それもworkaway経験でみな大きくなるんでしょうね。
今の日本人青年たち18歳からは海外にでることを本当に勝手に推奨します。
自分のことを多方面から知れる、humbleになる、学ぶ気になる、いい意味で焦る、切磋琢磨できる、地球や「生」に感謝する。一生心に残る経験と学びになると思います。