チュニジアの刑務所パンパンらしいです。だれもかれもが刑務所にいくご時世。
こないだは日本人の博士のが学者?その前がフランス人の学者・・・・・とききましたが
フタをあけると、学者と名乗ってただのバイトの学生で雇われた会社は、当局が調べるとスパイ会社だったらしい。
さらに、そのバイトのアホなフランス人はやとわれた会社のことを知らずに仕事をうけて省庁に訪問し、
「データをだせー」と。
わたしにもこの1か月刑務所に行く話が多く、夫がびくびくしていました。
民泊をしている、うちには研究者が多いのとか、
ブラックな取引、、、右も左もわからず、文字も書けない女性たちとのやりとりで領収書がないグッズを輸出とか、
こちらの会社の規定がおかしい、なにも生産していない、とかいろいろ・
こうやって、暗中模索のような法令をバシバシつくり、
経済停滞まっしぐらです。輸出で空輸するのに1か月税関で足止めくらってたら空輸の意味がありません
とはいえ、今期も当選した、というか反対勢力はほぼ全員刑務所にいれてしまったカイスサイード大統領は
それでも庶民、一般の裕福層にも支持され、「いったんはこの国の掃除必要、クリーンな大統領」ということです。
わたしは、ただの個人事業主ですが、タクシーに乗るたび、または知らないチュニジア人には
毎回「カイスさんどう?」とききます。「いいよいいよ。」全員。
欧米諸国は気に入らないので、ジャーナリズムでは「独裁戻った、強固独裁」日本のニュースも欧米に追随。
さて、今週は観光省に通いました。先週までは環境省の方々とふれあう作業をしていました。
緊張感いっぱいで、環境省、その外郭団体の皆さんにコツコツ電話やメールをしていると夫が
「あのさ、メールアドレスもらってても、メールをみるPCもっていない公務員たくさんいるよ。紙に書いてるんだよ」
「そもそも公務員には、パソコンがわからない人たくさんいるんだよ。メールかえってこないのは当たり前だよ」
「朝1時間が勝負だよ、15時以降なんかだれもいないよ・・」
といった超基礎的なことを教えてくれ、北アフリカ20年仕事していて、こんなに基本的なことわかっていなかったのか、と
愕然となりました。。。。
実務能力、仕事の意欲のなさすぎる公務員をいったんふるいおとすような仕組みを、ロボコップ カイスさんはできないのか? 県知事はみな首切ったとか?
エジプトのコメディアンが「1日なにもしないのが一番だよ」といっていたのを思い出します。
アラブ人社会は嫉妬が基本、足をひっぱる。意地悪でどうしようもないのが10人に3人。倫理なし。
なにもしないのに日本や欧米のような羞恥心、後ろめたさ、罪の意識がないから強い。
そんな中でギンギンで清く正しく働く人が40人に1人います、そんな人を見つけだすのが、趣味のひとつかもしれません