最近、たまちゃんのハトコの小2イネス(アイスランドとチュニジア人のハーフ)をよく預かるようになり、とうとう彼女はうちに一泊しました。テストが近いということで、一緒にフランス語とアラビア語をみてると、、、、
数か月前からわかっていたことでしたが、、、、数か月前とまったく同じ状態で
ほぼゼロレベル。タマちゃんの方がマシ。絶望的。(いつも絶望)
教科書にそってテストに備えるなんて、日本語まったくわからん青年に小2の教科書読ませるのと同じで
まずアルファベット読んで、読み書きの法則を覚えなくてはならない、そこからゼロ。
チュニジアの教育はしっかりしているようです、とはいえ、小さな子供のころから、教えることが多すぎ。
つかわない語彙星の数。
教科書の中身は充実というより、クラスター爆弾延々・・・です
それらをマスターした子供はそりゃ、国際レベルです。知識あり
賢いですし、どこでもわたっていけるうえ、最低3か国語完全OK
美しい正統アラビア語、フランス語、英語そして、現地語。
しかし、大変すぎて、脱落が多すぎ、またはすっからかんの脳、点数だけとれるカンニングボーイが増え、、、、
結局何も学ばなかった青年増幅、頑張りきった子との差がありすぎです。ので、頑張り切った子をみたら安心し、
すっからかんのコの大群をみて絶望。この国だいじょうぶ?
ぎりぎり生き延びたぐらいが公務員レベルなんでしょうか。
さらに、すっからかん増幅とは、先生が何もわかっていない子をわかってて放置。落第数回させて退学という場合も多いようです。イネスは来年どうすんねん、とpapaにいうとアイスランドにかえるからよいとかなんとか、、
かわいそうでなりません。去年はお高い英国学校に通っていたのでカリキュラムがまるっきり別、アラビア語をほぼやらず。
親が考える教育予算や仕事に翻弄されてアイスランドとチュニジアを行き来し、、、
気の毒と思う私はあれやこれや介入してしまい 彼女のpapaに義憤を感じ、、また勝手に疲れました。
papa はラマルサでサッカーにいったりジムで体を鍛えたり、イタリア語を学びに行ったりする時間があるうえ、
家事は自分の実の母ちゃんにまかせっきりだからです。
2年生のイネスの正統アラビア語の教科書をみてのけぞりました、、もう無理。わたくしの語彙をはるかに超えています。
アラビア語の文字もよめず、チュニ語もほとんどわからないイネスにあの教科書を開かせる先生の精神構造が理解できません。残酷です。
ついていけない子は学校もつまらなく、友達もどんどんいなくなり、落第を繰り返し。小卒、中卒が多い理由はそのせいでもあるでしょう。補習の先生があちこちにいるのも納得です。
親はその場合無関心または、学校の内容が理解できないのでどうしようもない。
田舎は、生理になった女の子は学校にいけないので(貧しくてナプキンなどがかえないことがある)そこで止まる。
あー。クラスター爆弾いろいろ打ちたくなります