先週から8日間、わたくしは蒸留week に入っておりました。
「テーマのある旅」「踏査」のコーディネートを得意としておりますが
今回いらっしゃったのはハーブウォーターと精油、ひいては石鹸つくりの素材をあつめつつ石鹸を作る旅。
テーマしぼった踏査の方は、準備段階でこちらも勉強になりますが、ツアーがはじまると長くチュニジアにいても
発見だらけになります。
ちなみに最近までISIS にいった青年たちのご両親や、テロリストになった、または加担した青年たちの
家族のコーディネートなどが多かったので、今年のコーディネート題目は心が軽やかです。
わたし個人的な新発見としては、
*チュニジアという国でシアバター(中央アフリカより)やココナッツオイル(アジア)の
輸入業者?がかなりいること。といっても高い。石鹸つくりや美容雑貨をつくる業者が急増しているですね。
*薔薇の花の蒸留季節が完全にネロリ(ビターオレンジ)と完全にずれること、一緒にみれない。
花をつむのはやさしい手摘み5-8時で、は、、、、はやおき。灌漑施設がないと無理。
産地のケロアンへはチュニスからだと4時出発がよいのでつらい。
花はすぐ蒸れてくさるので、すぐ蒸留。それまでは激しく広げて保管。魚のようだ
*家庭用蒸留器がチュニスとナブール県内と異なる
石鹸つくりと農園訪問の合間に
イタリアからの大型蒸留器を輸入している業者、ナブール県で商業用だけど伝統蒸留している業者、
義理の母の蒸留などをご案内いたしました。
今回いらっしゃった石鹸プロのAさんのお土産の量が圧倒的で、それも感動しました。
たまちゃん(4歳)へのビスコの袋と種類の数、夫への釣り具、出会うかどうかわからない人への
超心こもった丁寧なプレゼントの数々。Aさんの会社の高級石鹸とスプレー、ほぼスーツケース1個分、、、見習います。
こんな国にいるからこそ、大変ありがたくこちらもコーディネートに萌えました
民泊をしていて感じるのは、旅がうまい、人生がうまい人はお土産がすごい、またはその場その場で人への施しが手慣れている。そして、、、、人生の成功者はどんな環境でもその場その場でウキウキ楽しめている(ようにみえる)
今日も香港の学生さんきておりますが、人生経験のない20代学生さんたちは、なるほど、
あたりまえですが、お土産はないか、どれだけ世話になるとわかっていても石鹸1個レベル(なくてもよい、期待もしていない)、権利主張(激しく安い民泊で)とお願いと時間がとられる質問だけ。エクストラサービスしても、お礼もなにもなし(夫がよく嘆く)・・・
さて、
弊社はここ3年ほどローズの蒸留水、、いわゆるローズウォーター、
ネロリ(ビターオレンジ)、ネロリウォーターは絶賛販売中です。家庭用と異なり
殺菌(熱のみ)してからの輸出をしております。
インスタにもいろいろあげていきますのでまた、、、、激しく暇なときにでもご覧いただければ
励みになります、なにとぞよろしくお願い申し上げます。