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北アフリカ、チュニジア共和国に住むいち自営業の困った日常生活、日本人からみたこの国で送る事件、貧困、社会問題、ひいてはイスラーム社会についても語りつつ、 日本での店舗情報、イベント、商品のご案内です。
by DARYASMINE
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小島優 椅子展 ご来場ありがとうございました
2010年 6月5日より 開催させていただきました

  小島優 椅子展 

たくさんの方々に ご来場いただき ありがとうございました。

本日 無事 終了いたしました。




搬出の際は 偶然にも 全スタッフ+メンバーが居合わせ

5~6人で大盛り上がりしながら

小島優先生のお帰りをお見送り させていただきました。


先生は 名前の通り おだやかで温順なかたでした。
また是非 ダールヤスミンで 椅子展 開催していただきたいと思っております。


小島先生 

そして ご来場いただきました たくさんのお客様 

本当にありがとうございました。

心より御礼申しあげます。
# by daryasmine | 2010-06-09 21:53
椅子展の様子
 小島優先生の椅子展の様子の一幕です。

 
椅子展の様子_a0141134_2116209.jpg


いい椅子にめぐり合えた方々、おめでとうございます。
私は一緒にもってきていただいたギャベが好きなので、ひとついただきました。

 遠いところからはるばる、、小島優先生の椅子を求めていらっしゃった方のスピリットにも大変感銘をうけました。そういうこだわり、素敵ですねー、「小島先生の椅子のファンなんだよねー」とか
「山田先生の上着のファンなんだよねー」「万里子さんのかばんのファンなんだよねー」というのは
ルイビトンやグッチのファンの人よりもずっとずっとずっと「その人ともの」が本当に好きで、「自分の」価値観をもっていると思います。あたりまえか。

でも日本は
マスコミにもおどらせた「はやりもの」を求める人が圧倒的ですね、
それを賢く利用している事業は儲かりますし、
それを賢く利用しないわけにはいかいか・・・ここ最近の悩みですね。
 先日船場の卸市場デパートをみにいきまして心が揺れた、全品ザ、チャイナ。
どれもかしこもちまたで「売れそう」な商品

 さて、話を戻しまして
椅子展の様子_a0141134_21151049.jpg
椅子展示会の様子です。ビデオじゃなくパラパラ漫画のようにおきました

 
 







 



 
椅子展の様子_a0141134_21151797.jpg
椅子展の様子_a0141134_21152621.jpg
椅子展の様子_a0141134_21154234.jpg
椅子展の様子_a0141134_2115543.jpg

# by daryasmine | 2010-06-08 20:59 | ギャラリーと日本の作家さま
モザイク留学なら 
 チュニジアは現代モザイクのアトリエ、石の工房が地中海一ではないかと思います。
まず、人件費が安い、石がある、ということで輸出用のモザイク画毎日毎日つくられていて
最近よく見るのが、アラブの大金持ち用の自画像モザイク・・・
昔は大金持ちアメリカ人用のテーブルなどなど。

 モザイクでイタリア留学する人いるみたいですが、なんでチュニジアにこないんだろうと昔から思っていました。
安く住めるし、お手本は恐ろしいほどありますし、ほとんどタダ同然の受講料。インターンシップ?

 イタリアですと、もったいぶった講義などがあるんでしょうか、すぐ実践したいのならチュニジアに来たほうがいいと思います。デザイン力さえあれば(昔のモザイクのレプリカばかりしたいのなら別)3ヶ月でモザイク職人になれると思う。よくて安い石がない日本で工房をもつのは大間違いで、地中海あたりでモザイクアトリエをもって、周辺の文化人に売るのが一番いいと思う。

 仕事で、チュニス、エルジェムのモザイク工房は何度も通ったので、
工房のご紹介いたします、お問い合わせはこちら

 info@daryasmine.jp

 モザイク画をつくる兄ちゃん。
ロックンロールをききながら、コーヒーのみなら、ぱっきんぱっきんとさいの目にきっていくおにいちゃんたちは楽しそうです。(つめをきっているように見える)

 
モザイク留学なら _a0141134_1473218.jpg


 現代モザイクの作品群、、、の例


 
モザイク留学なら _a0141134_1482239.jpg

# by daryasmine | 2010-06-07 01:38
ウティカ
 ウティカのことをうちましたので、ついでにウティカでみられる
普通のローマモザイクで好きなものを勝手にここにご紹介します。

いまは内陸の緑がふさふさした平原地帯にありますが、
昔はすぐそばが海だったんでしょうね、こんなに海の幸のモザイクが。
当時の食生活がうかがえます。ぷりんぷりんのイセエビも。

ウティカ_a0141134_1343439.jpg

 

 
ウティカ_a0141134_134506.jpg
ウティカ_a0141134_13552.jpg


雨の中歩き回りましたので、モザイク画がはっきりみえて写真によく映っています。
ウティカからでした。
# by daryasmine | 2010-06-06 01:31
オプス セクティル Opus Sectile
北アフリカの古代ローマ都市には、モザイク画だらけで、それはそれは当時のローマ「市民」、「ローマ化するパワー」やモザイク職人チームの根性に感心するわけですが、(芸術度ももちろん)
現在のイタリアの教会であらゆるところに荘厳にはめられている石の芸術
オプス・セクティルOpus Sectile がやはりすごいと思う。
確かにはめいしのモザイク画もすばらしいです。マイクロモザイクとかいって、
1-3mの石をはめました、といった作品も根性がすわっててすばらしい、としかいえませんが
「石を切る」という段階においては、技術が必要だと思うんですよね。

 簡単な例
 
オプス セクティル Opus Sectile_a0141134_1113911.jpg


 そして、ビザンティン時代(初期キリスト)に開花したという意味もわかるのが、
こちらのほうが模様・・・モザイクはだいたいが画。ギリシア&ローマ神話の神々の様子を描く必要もなくなり、
教会とお墓施設のかざりとなれば、幾何学模様がいっそう発達しますものね。

古代モザイク王国のチュニジア(たくさん残っているという意味では)に当時1-4世紀あたりのオプス・セクティルがないなーと思っていましたら、ありました。
ウティカに。

 ウティカってカルタゴができる前からフェニキア人が入植していた町。
ローマ人がローマ化して、ローマ都市跡とフェニキア人のネクロポリス(墓)がよく残っています。

 

 ウティカでこのオプス・セクティルがみれてとってもうれしかった。

 
オプス セクティル Opus Sectile_a0141134_121138.jpg

これ、紀元後2-3世紀のもの。そのまま。
卑弥呼が生まれる前からこの技術、ご覧ください!

チュニジアの最高級ホテルのロビーなどで、こんな石の芸術がみられますが、
日本なんかでぜったい無理ですね、そんな予算のゆとりのあるホテルなんかないでしょう。
まだまだ黄色めの大理石ががっぽがっぽ出るチュニジアならではの石の文化。

 ゆたかー。
大理石でバスタブつくり、洗面所をオプスセクティルほどこしちゃう家ありますからね・

ゆたかー。


 石、モザイクの工房にいくたびに「もっていきたい・・・・」送料・・・・
と思うのでありました。
現地の石の作品は、たまげるほど安いんです。3-5万円でモザイクテーブルが買えます・
# by daryasmine | 2010-06-05 01:07