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北アフリカ、チュニジア共和国に住むいち自営業の困った日常生活、日本人からみたこの国で送る事件、貧困、社会問題、ひいてはイスラーム社会についても語りつつ、 日本での店舗情報、イベント、商品のご案内です。
by DARYASMINE
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明日からいよいよ…
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明日からいよいよ…_a0141134_23211398.jpg


小島優さんによる 椅子展
イベントが明日からいよいよ開催されます。


本日は作品の搬入日 搬入中の店内です。

ダールヤスミンも
いつもの雑貨屋としての顔とはまったく違う空間です

丁寧に作り出された家具
触れて感じる
木のあたたかみや
優しさ…

ひとつひとつの木目も美しく、触れて、座って
じっくりゆっくり
皆様に見ていただきたい…

そんな作品が
ひとつひとつセッティングされていきます

お子様サイズの素敵な椅子もあります。
今日3歳の女の子は
嬉しそうに椅子に腰掛けておりました。

明日は11時オープンです♪

開催期間

2010年 6月5日~6月9日



皆様のお越しを 心より お待ちしております・・・♪
# by daryasmine | 2010-06-04 23:21 | 店舗からお知らせ
塗装業者ダールヤスミン
塗装業者ダールヤスミン_a0141134_2375652.jpg

塗装業者ダールヤスミン_a0141134_2375637.jpg

ダールヤスミンの
店舗の裏です。
(お客様専用駐車場があります)

そこに
ダールヤスミンが
巨大コンテナを置いてあります

店長とスタッフが
業者並みに頑張って
お色直しをしています。
# by daryasmine | 2010-06-04 23:07 | 店舗からお知らせ
エジプト香水瓶
チュニジアのおみやげとして定着している「香水瓶」、しつこいですが、エジプト産です。
しかしお店においております。

 
エジプト香水瓶_a0141134_21534847.jpg


でも、チュニジアで紀元前6-3世紀、歴史を謳歌しまくったフェニキア人がガラスを発明、もちこんだという説、
そしてその後、紀元前1世紀、古代シリアで細い鉄のパイプ先に溶けたガラスをくっつけ、息を吹き込んでシャボン玉のように膨らませるという、現代にまで伝わる製法の一つ「吹きガラス」の技術が発明されたことによって、それまで貴重品とされていたガラスやガラス容器などは簡単に作成できるようになり、庶民でもガラス瓶やコップが買えるようになりました。
そして、一世紀ほどでメソポタミアとエジプト中に広がったといわれます

今でもエジプトのおみやげとして、エジプトでは8-30ドルくらいで売られています、手作り香水瓶。

古代のエジプト貴族の化粧台にありそうな「ぷりぷり」して、エレガントで・・・ひらひらしたレースまで彷彿させる香水瓶、たくさんありますので、見に来てくださいね!砂漠の砂をいれてお渡しするサービスもできます。
サハラ砂漠からペットボトルでもってかえってきました。


 
# by daryasmine | 2010-06-03 21:40 | 店舗からお知らせ
紫どす
 紫・・・・
といえば、チュニジアに長い私にとって ●●アリ大統領の大好きすぎる色。
(彼は7も好き、なんでも7にしちゃう。イスラム教の人はアッラーだけ、縁起をかつがない、というような固定観念はとったほうがいい)

 田舎にいけば自民党万歳ではなく「●●アリ万歳」で、橋とか、やったらめったに紫色。

 それはおいといて、地中海世界の古代では紫色の抽出は困難で、貴重な色とされてたようですね。紫が王や最上位を表すようになったのは、ローマ帝国皇帝が、ティルス紫(レバノン)で染めた礼服を使ったことに始まるそうです。
 以来、ほとんどの国で、王位や最上位を表す色に紫を使うようになり、ローマ皇帝はその着衣に紫をまとったといいます。中世でも現代でも神父はやったらと紫系きていますし、高貴な色とされているねしょうね

 ケルクアンで町をつくったフェニキア人が一生懸命やったことは、紫貝から染料をつくることでした。
その交易でケルクアンは儲かった(ちょっと儲かった?、町として存続した)といわれています。
染料職人の町、ケルクアンにはほとんど各家庭に風呂がありました。

 写真はケルクアンの古代風呂に入ってみたスタッフのミリアムちゃん

 
紫どす_a0141134_1373567.jpg

 
 フェニキア人、そして古代ローマ人かなり尊敬している私は、雑貨でも紫がかったものをつくろうと、常々考えています。
(いつもフェニキア人いかにすばらしかったかと、ハンニバルの話ばかりしていたので自己催眠にもかかっているかもしれない)

 もちろんタニトグッズにあわせて。

 

 話はちょっとそれますが ギリシア人プラウトゥスが著書「幽霊屋敷」の中で

「きれいな人は、紫の着物を羽織るより、裸のほうがいっそう美しい」

といっています。ま、元がわるけりゃ、めかしこんでも無駄だという古代ギリシア人の言葉ですが、
だからギリシアの彫刻って美しい神々ですっぽんぽんばかりなんでしょうね。
 
 キリスト教のせいでスッポンポンではいけないという羞恥心が人間についちゃったというから、キリスト教が生まれなければ今も地中海の人々は裸?寒くなければ。
 いずれにせよ、地中海沿岸のひとびと・・・彼らは世界的な平均値をとってもとても美しいと思う。わたくしの15年来の親友マルコス(ギリシア人)は
大学院時代寮を裸であるいていて、よくクレームがきていた。彼曰く
「人間は本来美しいんだ、なぜ裸がよくないんだ、裸でいるべきなんだ」
 彼はオオデブでそれほど美しくなかった・・・・


 
# by daryasmine | 2010-06-02 01:27
ぷらっとアルジェリア
 アルジェリアのビザ、以前はわたくしも日本にかえる機会をみはからって「念のために東京でビザを」という
形で取ってましたが(一泊二日でとれた)
チュニスにいましたら、ときどき我々のサポート(単にこの人々にビザをあげてください、あなたの国はこれからツーリズムも発展する、アルジェリア万歳、とか適当にいってみる)ありで
領事館からぽこっとビザをもらうケースがでてきたのですが、
最近はサポートなしでもチュニスのMutualle Villeのアルジェリア領事館で運よくビザをもらってアルジェリアにいってきたという方のお話をききはじめました。
 通常アルジェリアのビザはその旅行者の本国でしかとれない、とされていて日本人がフランスにあるアルジェリア大使館でトライしてみても無理だったとかきいていましたがだいぶかわったようですね。
 
 オフィシャルに、、あるいは全面的におすすめしませんが、チュニス滞在中にアルジェリアにいきたくなったら
領事館にふらっといってみるのもいいですね。
 メディナ(旧市街)のフランス門をみて左脇あたりにアルジェリアを往復するルアージュがとまっていますが、それでアルジェリア人のおっさんと仲良くなっていっちゃうのがだいたいのケースです。彼らは「熱い」「厚い」のでとても助けてくれます。

 ちなみに、マグレブの国の中で、一般論は避けたいですが、それでもいうとアルジェリア人がもっとも信頼できる人が多いと思います。文化人も圧倒的に多い。
リビア=>トリポリに数軒の本屋、外国人用だとメインは2軒だけ。
チュニジア=>チュニスに探せば図書館、本屋があるが、、、、ブルギバ通り以外知らないとたどり着かない。
アルジェリア=>飛行機の中でも本を読んでいる人がいる! 国内線の乗り場に本が売っている!
アルジェの街角をふらっと歩いているだけで、ギャラリーや本屋がある!
モロッコ=>チュニジアに毛がはえた感じ。


 本の出版数や読者数とかいうと、こんなに馬鹿にしたかんじになりますが、
個人差が激しすぎて、、、、世界的に有名な詩人とか、社会学者、小説家、いっぱいでてるから、
なんでも「アルジェリア人は・・・」とかいっちゃいけないですけどね。

 アルジェの町並み。やはりフランスのマルセイユあたりに似ている。あたりまえですね。

 
ぷらっとアルジェリア_a0141134_118491.jpg


 
# by daryasmine | 2010-06-01 00:56