人気ブログランキング | 話題のタグを見る

北アフリカ、チュニジア共和国に住むいち自営業の困った日常生活、日本人からみたこの国で送る事件、貧困、社会問題、ひいてはイスラーム社会についても語りつつ、 日本での店舗情報、イベント、商品のご案内です。
by DARYASMINE
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
カテゴリ
ブログパーツ
昨日はSFAXから7000人ランペドーサへ  イスラーム下での体外受精
  リビアのサイクロンをうけて行方不明者20000人とか。
 こちらにリビアの専門家に小林くん教えてもらったリビアNGOや赤十字のサイトを記します。
クレジットカードで募金できるしくみです。 
 
 tanmia 360 リビアのNGO  ベンガジが本部、東側のNGO 募金 =>
 tanmia 360のサイト =>
 
 イギリス赤十字 募金=>

 うちに出入りしていた、リビア人たちに援助できるNGO教えて~、とききますと
「OKすぐに」で返事こない。さすが返事はいい、リビア人の特徴。

私は生粋の草の根の草根の根、現場主義なので(そうなってしまったので)、どの世界でも小さいNGOに安心感を覚えます、
でかすぎると、お金が本当の必要な場所に届いている気がしない。国際援助を激しく歌うところに限って、
職員用の4-5星ホテルにいっている気がする。
 NGOも中くらい以上になると、まわすのが大変で助成金もらうのに必死になって本末転倒。現地職員はホワイトカラー化、
賢いけど、椅子にすわってるだけ。

 そして、昨日のニュース。チュニジアもインフレ悪化、昨日はSFAXから7000人ランペドーサ島へ脱国者がでたそうですが、ほとんどサブサハラの黒人。7000人です!!!

 個人的なニュース。。。。ヨーロッパよりも安いということで、
チュニジアでは、一時帰国や、数か月の「旅」として、体や顔の整形手術がここ15年はやっていますが、
(特に脂肪吸引ツアー)
体外受精、人工授精ほか不妊治療のクリニックも増えたそうです。実にうちの民泊に真夏にいたフランス24アナウンサーの女性もそんなかんじでした。彼女は見事に受精、お子様も生まれたとか。
 チュニジアも晩婚化はすすんでいて、卵子凍結、精子凍結は一般常識。
 親族のMちゃんは35歳、未婚、給料はとてもよい。
「お医者さんに、もう卵子凍結すすめられているの。AMHの数値が低いから」
わたし。「そうだね、子供大好きだしすぐに卵子凍結しておこうよ」
その後、世界中のシングルマザー、結婚しないで精子バンクから精子もらって体外受精した西欧人の友人たちの話になる。
 そして・・・Mちゃん「・・・卵子凍結できないの。わたしバージンだから」

・・・・そんなあほな。。。イスラムに厳格だと結婚するまでぜったいバージンで、結婚しなければ一生バージンで
そうなると卵子を前もって採取できないというロジック? ため息でございます
 
 
 


# by daryasmine | 2023-09-18 18:45 | 店長のひとりごと
小学校で留年
  チュニスもどって、大災害ニュース以外にもいくつかニュースがありました。甥っ子がだぶった! 小学生4年です。小学生で留年!!
日本人の私にとっては「ーーーそんなあほな」ですが
ダブる小学生はたくさんいるそうで、さらに小卒も普通ではないが普通。
ファティマ母ちゃん、義理の母が一緒に石鹸を作りながら教えてくれたんですが 「そういえばリアド(夫)もダブりまくっていますよね」
「いや、リアドとスマヤ(義理の妹)はまっすぐいけた。ダブりなし上の二人はあかんかった」
・・・?そんな馬鹿な、夫はたしかにいろいろダブって反省したといっていた。 その夜、あんた、ダブらずにバカロレア(日本でいうセンター試験)うけれたんだっけ?
「いや、小学校1回、中学校1回だぶったよ。」
・・・・。それでもすごい。
「反省して、そのあと成績よかったんだよ」

・・・・。

今回、甥っ子が
なぜだぶったか聞きますと、朝に寝る日が多く、学校にいけなかったと。
不登校でも卒業できる日本はやさしいのかも。

# by daryasmine | 2023-09-17 09:24 | 店長のひとりごと
リビアの大災害 たまちゃん4歳 保育園2日目
天気の話するのは嫌いです、寒いとか暑いとか、それで?つまらない。しかし暑い。太陽光線が刺さります。
しかし、帽子をかぶってる人はおろか、日本のように日傘をさしている人は皆無。日本人が弱すぎるのか?
マスクはもちろんゼロ。

 リビアのサイクロン・ダニエル 
災害被害の状況がだいぶみえてきて10000人以上行方不明、海にながされいるとか。
デルナの町は45%が完全に破壊されたそうです。NHKではリビアの専門家、小林君の出番かな?

 さて、たまちゃん4歳は夏の前にはいっていた保育園(幼稚園)に戻りました。「先生いやだー」と日本語で連呼していたんですが、
7時45分パパが怖いのか、新鮮なのか、すっとあきらめて園にいくそうです。夏の間に彼が発するアラビア語はほぼゼロに戻ったんですが、そうなることやら。昨日園の事務のお姉さんに「クラスかわったそうですが、持ち物なにかありますか」
と聞いてしまったら、恐ろしい12のリストがwhatsupで送られてきました。
熱の薬、衛生ジェル、タオル、12本の水、トイレットペーパー12、100枚の紙(なんでやねん)、着替え、おむつ1パック・・・・などなど
 日本からチュニスに戻ったばかりの私は、ちょっとまじめになっていて真剣にとらえる。質量がすごい。
日本の保育園の要請にすべて従って(そのつもり)、日本的複雑な持ち物リスト、1つでも忘れると自責の念にとらわれ
ときどき取りに帰ったりしました。
チュニジア人の夫に相談すると、チュニジア人のくせに異常にまじめで神経質だから、真剣にとらえる。

 本日放課後、数少ないママ友に相談してみると
「え~、あっはっはー。そんなん用意したことないわよ、絶対用意しないわー。
いわれたら、明日もってくるっていって、それを続けて1年過ごすわよ」
‥‥そうだった。

 さて、たまちゃんの幼稚園の放課後16時からは、遊具を開放しているので、子供たちがママ、パパ、じいさん、ばあさんの監視下で徹底的に遊ぶようになっています。日本のように、お迎え、すぐ退散でない。お迎えにいってから、遊具でおしっこ漏らす子、泣き叫ぶ1-2歳、どこかのじいさんがお菓子もってきてくれて配るゾーン、お母さんたちが対話するゾーン、子供たちが叫びちらし、、、カオスです。うちの地区はちょっと金持ちチュニジア人が多いのと、
月謝が高いので
なんといってもケバイ、女優のような恰好、とても走りにくい靴やサンダルのおしゃれなお母さまが多い。
そして、それにまじって、イスラームほっかむり全身隠す格好のお母さま、じいさんばあさん。そしてパパ、、
外人はわたしひとりですが、実に多様性あり。そしてどんなにケバいおしゃれなお母さまもボリュームたっぷり3段腹
これまた、すばらしい。腹がちょっとでているだけで、「やばいやばい、ひーやばい」といわれる日本や先進国と
いろんな意味でやさしさが違います

 わたしは、幼少のころから
期せずどこにいっても、どんな環境でも「よくあの人と?付き合えるね」とコメントされるような
特殊な人と近くなりがちですが
このママ友ラニアさんは、この園でマックスにケバくて最高に目立つ金髪ママです

 今日は陶器作家HANENさんに会いに行きました。
年中工事中のボコボコの道が今度は通行止めになって、さらにボコボコになり意味不明
1,5kmほどタクシーおりて歩かされました、その後家にかえって石鹸つくり。
義理の母、ファトマ母ちゃんいわく
オリーブオイルが市場からきえたということで、これまた意味不明、オリーブオイルはこのチュニジア人人口の必要量から
何倍も生産しているのに!!! カメルーンからかなり苦労してシアバター10kg、フィリピンからココナッツオイルを無理やりとりよせて、国産の自慢のオリーブオイルが手に入らない・・・あああ意味不明。墜落する気分でした~(いつも)





# by daryasmine | 2023-09-14 04:29 | 店長のひとりごと
リビア DERNAのサイクロン・・・・・ 
 朝からリビアの話でもちきりです、たぶん夫と私、いきつけのカフェ。。
サイクロンで2000人死亡1000人は行方不明。これからこの規模のサイクロンがどんどん北アフリカを襲うそうです。
ひー。
デルナの街のbefore after のすさまじいこと。

 さて、サイクロンではないですが、うちの・・・単に大きな家にサイクロンごとく
義理の母ちゃんが掃除にはいってくれたようで(恒例行事)、いろいろな物資が各所に固められてその周辺が
きれいになってるのですが、ものがみつからない。。
または、目の前にある塊がきれいか汚いのかわからない。
夫はいちいち聞くと逆切れする。
なんだろう、この塊・・というものをあけたりほじったり、ギャーというのを繰り返しています。

または3か月前にそこにあったものがそのまますぎるところがいくつもあり、、、、ひたすら捨てる。
また異常に忙しい。昨日から隙間時間をみつけては、冷蔵庫の、、夏のゲストか夫が放置したものを捨てる。

 私がチュニスに戻ると私はガミガミいうので、とってつけた状態になっている場所もある。
特に花壇。庭。花やハーブがいれかわっている。毎年もどって
「全死~!なんでじゃあああああ」
とわたしが叫ぶので、死んだあとわたくしが戻る直前に花を買って大急ぎで植え替えたようだ。。。
どうして、全部死んでしまうまでほっておけるのか理解不能。
どうして、死んだトマトや桃が液体になるまでほっておけるのか理解不能。
どうして、白い枕がまっ茶になるまで、枕に枕カバーしないで日々寝れるのか、、、本当に理解できない。
と沸々をわきでる怒りを抑えながら毎年もどってから10日間過ごすのですが、
アラブ人と結婚した方々といろんな経験談を交わしたい。

わたしの場合はいくつか特例があり、常に家に輸出用物資がごそごそ届く、常に梱包する状態にある、
常に数人家族じゃない家族みたいなゲストがいる、掃除許容量をまったく超えたバカでかい壊れかけた家に住んでいる。

・・・今日までいるゲストが柔軟性があってよかった。この冷蔵庫のカオスを受け入れてくれるのか
あきらめているのか。シャリダンくん24歳3か月。これがアルジェリア人女子とかだったら恐ろしい。。。。
日本からぽいっとくると、シャリダンくんの顔はどうみてもパキスタン人にみえるのですが、
夫は気が弱いか、気を使うのか絶対聞かない質問
「いったい貴方のオリジンはどちら??」
わたしは出会って8分以内にききましたら、、、
「papaはコンゴ(旧ザイール)とコートジボワールのハーフのフランス人、ママはポーランド人とフランス人のハーフのフランス人」

な、なるほど。ザイール人は本当にブラックなはずですが、薄い薄いポーランドがはいったのか???
いろいろかけあわせるとパキスタン人にみえるのか!!!!なんと興味深い。どうみてもパキスタン人!!
自分の出自、インターンやら、食生活について延々と話てくれる。完全にフランス語、なまりゼロ。愛国家。
わたくしの統計ですが、ハーフ、ミックスは、純血より猛烈に話しやすい。柔軟性があり生きる力がある。
これは犬も同じ。(そのほかの動物を知らない)うちのたまちゃん4歳ももそうなるのか?

そして、夜はフランス国籍、チュニジア人二世のシャブハくんが現れました。1か月療養、歯の治療らしい。。。
この人もよくしゃべる。哲学的で知識人で、大変興味深かったのにわたしは時差ボケで眠すぎるのに
すんごいフランス語でついていけない。今の世界経済、イスラームの中世に行われた持続可能なスークのシステム(アラビア語全部忘れた)最後地球の「コモンズの悲劇」で終わりました。

私のやっている「女性の現金収入、貧困緩和に、、、」みたいなことはアフリカの絵本にでてくる
「こーXXX(忘れた)]」という小鳥のようで、
大きな火事をみつけた小鳥が一生懸命
川から水を運ぶ。大型動物、象やサイ、カバはばかにする、意味ないよって。
でもそういう気持ちとやるという行動が教訓なんだよね。
そんなんだねって。

「・・・・・・」
その後国連さんやJIC◎さんのプロジェクトが実際村々でどうなっているかを説明してみる。


部屋にいておりてこなった夫はぶちぎれている。わたしがゲストと話し込むと(一方的にリスナー、変態が好きなだけだけど)
勝手におこって、勝手に腹へってぶちぎれています。





# by daryasmine | 2023-09-12 18:29 | 店長のひとりごと
モロッコの地震! アラブ各国の援助!

昨日チュニスにもどれました、

Door to Door 40時間の行程で、一番長くあほらしく感じたのは、、

クアラルンプールのトランジット7時間でもなく、ドーハの8時間でもなく、または飛行時間でもなく、、、

チュニスに到着して1,5時間ぼけっとカバンを待ち続けたこと。

チュニスの空港は日本の国内線中都市レベルで、預け荷物はすべて手作業。(ほかもいろいろ手作業)

昼間の空港は基本的にパンクしているようで、異常に待ちます。大きな飛行機がつくと2時間以上かばんはでてこない(私の場合は段ボール2、スーツケース2)。

この小ささと、田舎っぽさ、はわたしに安心感と、、、「はぁ。。。そうだった。これが国力なのだ。」という気分を抱かせてくれます。小さい割に多い「関係者」の数と、その関係者たちがかわす有機的な大声。1980年からかわってなさそうな内装。発展してなさ、遅さにある部分、安堵。というわけで、あほらしさ対しての許容力があるのと、

経済発展がめまぐるしいゾーンをみるたびに、危機感を感じる。これ以上環境破壊加速化をさせないで~。。。地球?か神かなにかは怒っている。と想うのであります

 そして、、、あるある、この私に!!このアジア人まるだしの顔のわたしに、だいたい丸いおばさんが声をかけてくる。「まだまだ荷物こないんだっけ?まだ待つの?」

「はああ?(心の声)はい、待つと思います、この混み方だと2時間近いかもしれない」あのアラビア語だと、リビア人でしょうか。空港で外人まるだしの私は非常によくチュニジア人ではないアラブ人に声をかけられます。もちろんチュニジア人にも。。。

「あんたの息子、あっちにいるよ。」「あんたの息子、あそこで乗って遊んでるよ」

(っていいたくなりますよね。)

さて、この地球の怒りを感じるような地震、洪水、、サイクロンなどが我々の飛行中にあったようです。今、夫の実家の家でこれを書いていますが、目の前にテレビがあり、マラケシュ近郊地震の実況中継がずっと流れています。2212人亡くなったとか(ずっと増加中)、あと1000人は重軽傷、、アラブ、イスラームの各国が次々援助物資を送っているようで、その中継、各国のだれかのインタビュー(があまり聞こえない。)。チュニジアは50人の自衛隊みたいなのと4匹の災害救助犬。すごい!

 リビアは大型サイクロンだそうで、、その被害状況はまだ不明。

 

たまちゃん4歳はしっかり時差ボケで21時に寝て朝2時からギンギン、犬の散歩に3時、5時にでれました。当分彼の早寝早起が定着して、彼のアラビア語復活にがんばるのみです。


 画像は9月14日までON GOING 恵比寿アトレ5階の有隣堂書店の様子です!

酒井様ありがとうございました~

テーマは「ザ・夢」

モロッコの地震! アラブ各国の援助!_a0141134_01071956.jpg


 



# by daryasmine | 2023-09-11 01:08 | 店長のひとりごと