チュニスの主治医はイエメン人のハシーシ先生です。
しかも針治療、つぼ治療専門!
そう、チュニスではフランスの影響もあり、カイロプラクティスが認知されています。
(沿岸沿いの町だけでしょうね)
お薬もたくさん、フランスで勉強したという、奇妙な針医師がごろごろいます。
ひとりめのうさんくさい医者はの診察室は中国っぽい内装になっていて、演出もさながら。
ひとり40TNDとるんですよ。薬代だけでもう30TND。
日本の感覚では診察で16000円、薬代で10000円・・・といったところでしょうか。
いんちきはったり医者ももちろんいるもんです。気をつけましょう。
ハシーシ先生は違う。
毎日どこかからお花をもってきてくれて
気功や太極拳を周りの人に教えながら、
なぜかガムを絶対に配る。往診のときのプレゼントはとても多くて、薬代はとらない。
医者は、ハシーシ先生みたいに、患者を喜ばせ、周りもおもしろがらせて
「なおるよーなおるよー君はすごくよくなるよー」というべきである。
あんた「顔色わるいね」なんていっちゃいけない。
ハシーシ先生どうしてるかなぁと思うとフラッとエル・マナールの道端でたっているから
不思議な人だ。いつも不思議だ。ヨルダンの国王関係者の主治医だったらしい。大変不思議だ。
なぜチュニスにいるんだろう。