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北アフリカ、チュニジア共和国に住むいち自営業の困った日常生活、日本人からみたこの国で送る事件、貧困、社会問題、ひいてはイスラーム社会についても語りつつ、 日本での店舗情報、イベント、商品のご案内です。
by DARYASMINE
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2023年-2024年
コロナさわぎが終わりまして、チュニジアの夏、、、地中海沿岸沿いは欧米の旅行者で満室だそうです。
イコール・・・水が、水がもったいない。だいじょうぶかな。
あんなに雨がふらない国で、各4-5星ホテルはプールをもち、1000人収容できるホテルが何百件もある。

さて、わたくしのチュニジアでの仕事はずばり・・・コーディネートでございます。

民芸を売るよりなんぼか得意で、かつ重宝がられて「うーん、こりゃ誰もしないよな」と感じます。
最近書かせていただいている北海道の乱拍子様の公演場所探しもしかり。この1年の一般的なツアーではない
コーディネート例をうちます。一般的な4WD周遊も承っています、テーマ性があると燃えます。
ちなみにドローン持ち込みは許可申請に2カ月以上かかります、前もってご相談ください。

*英語がわかる現地御宅にて3-4時間チュニジア料理レッスンとディナー体験3日のスタディーツアー
家族のうちひとりが英語がわかり、通訳をしてもらいながら、家庭料理を実践経験+食べる 
栄養士大学の講師や教授の方がきてくれました アテンドなし(お客様はタクシーBOLT 移動)

*オリーブオイルの輸入業者と圧搾工場の調査、リスト作成=>CEPEXの担当官とともに
オリーブオイル生産者(輸出ライセンスをもつ業者)ツアー 5日間 アテンド付
電話とメールしまくりでした。。そして、下見もしてしまう。。。

*遊牧民の家に4-6日間のホームステイ、1年中遊牧する方はいないので、
ケビリ県にて数か月毎年遊牧をしている家族を探し、彼らが遊牧できそうな日を調整して、お客様を送り込みます。
アテンドなし。こちらは小~中学生にとてもおすすめです。

*・・・3月最も骨のおれた調査とコーディネート、愛媛のみかん農家+加工工場の皆様
まずチュニス最大の野菜卸市場をご案内、そして一般市場、それから4軒の農園、
柑橘センターとのアポ、農業省下にある農村団体、組合GDA、SMSAで柑橘系を探すがみつからない
(結局ないらしい)、チュニジアにどのようにネロリ文化が根付いているかのご案内と実演、
本物のエッセンシャルオイル工場の見学(アポが死ぬほど大変)、柑橘類の苗屋・・
要は柑橘という切り口でありとあらゆるシーンをみていただきました。クライマックスはなぜかアガペの苗屋。
アテンド付 

*南部トズール周辺ロンメル将軍の軌跡 4日間
アテンドなし 

*「息子に砂漠をみせねば」という母ちゃんと息子と一緒にベルベルの村と砂漠へ。これは楽勝。 アテンド付

*あの女性に結婚のプレゼントを~、アイリッシュフランス人に頼まれて
トズールの70km北西にあるchenini という村に大きな結婚式プレゼントを届ける。
もちろんアテンドなし  
信頼できるトズールとその辺の友人たちにリレーをさせる。配達なんかないです、盗みは横行。
これはわたしならではの仕事。

・・・おっと時間切れ、また打ちます~



# by daryasmine | 2024-08-01 15:22 | 店長プロフィールと事業案内
日本とチュニジアの超草の根架け橋 
 今年の1月から、北海道の乱拍子という日本芸能をされるグループがチュニジアの南部のフェスで
公演できるためのお手伝いをしています。強烈なボランティアです。

ことの発端は、2013-2016年の間、チュニジア南部の観光案件にかかわり、
「案件の本体」JIC●さんのプロジェクトはあちこちの南部フェス委員会で日本人のグループを送ってほしい、盛り上げてほしいと頼まれたのですが
手段、資金、いろいろ困難があったのか叶わず、(いろいろいろいろ叶わず)
フェスの委員会の多くはその後日本大使館に連絡したのですが、叶わず(時間がないのが主な理由?)
気の毒すぎて
2015年の冬から、チュニスにいる学生さん、おばちゃんを集めて南部のフェス4つを周ったのがきっかけです。
その名も日本青年団。
わたしはずっとチュニスにいるもので、プロジェクトの皆さんは解散、

その次の年からは、日本の意志の強いおばちゃんたちが賛同してくれ、打掛や着物まで自腹で持ってきてくれて、
毎年フェスにとりあえず日本人を送り込むことになりました。(彼らのホテルや国内移動の手配に異常にエネルギーを費やす12月)
2015年に日本青年団を結成しましたが、その直前に知り合いの日本芸能をする人たちに声をかけてまして、
「なんとかチュニジアで公演をしてくれませんか~」「渡航費、お金が~」「チュニジア内は観光省とかけあいます~」
で、なんと2017年に上記の北海道の乱拍子さんが渡航費を助成金でまかなってきてくれたのです。(涙)
もちろん、ほかの意志あるおばちゃんたちは渡航費も自腹できてくれました。

そして、、、、去年から乱拍子さんたちはまたチュニジア公演を実現させたいと助成金に走り回ってくれ、
わたしも、南部フェスとの折衝をつづけ(助成金申請のための書類が遅い、遅すぎる、担当者いない、、あちこちで叫ぶ)・・・・・なんと1この助成金から渡航費の一部がでました!!
一部です。

ですので、クラウドファンディングされています。


わたしは、どうしても突き動かされる自分の動きのオリジンは「貢献」
気の毒で買ってしまう、気の毒で人を集めてしまう、気の毒でだれかを巻き込んでしまうというところにあります
それでは食えませんが、、、それでも
「そりゃ気の毒だ、なんとかせねば」という気持ちからの動きは
フェアトレードをかかげる人々、途上国のための援助機関にいる人々の真意であるべきだと思います
(援助機関にいる人々の多くは高給取りでキラキラ暮らしです)
理不尽に貧しい、理不尽に学校にいけない、努力でどうしようもない環境でこまってる。
フェアトレードの団体に寄付もいいですが、最終的には人々がいろんな国のいろんな村にいって
どういう社会構造になっているかみたほうがいいですよね、実際子供たちにペンやノート、服を配る、、
乱拍子さんたちみたいにみたことのない芸能をボランティアで公演するのもいいと思います~💛💛

新聞を添付いたします。

日本とチュニジアの超草の根架け橋 _a0141134_10340438.jpg
















# by daryasmine | 2024-07-27 10:35 | 店長のひとりごと
10月の選挙にむけて
日本にもどって1か月近くなりました、チュニスに戻る用意をポチポチはじめています。
人々へのお土産、キッチン用品(サランラップ)、ダシ醤油などなど、日本では安くて
チュニスでは手に入らない,
またはあちらで異常に高いものをコツコツ集めます
久しぶりに会う友人にはいつも「どっちがいい?」「どちらがすみやすい?」
このアラブの小国と日本では極端すぎて、どちらでもないです。

去年の初夏はスタッフ関係者とフィリピンにいましたが、
あまり仕事関係ない国を間に1-2か国いれて息を吸うと自分が安定する気がします。
今を俯瞰し、リセットできます。
通例、子育てと仕事をかかえているママたちは今を俯瞰する暇がないように生かされている気もします

日本人の真面目さやチームワーク、鉄道が2分もおくれずに来るのには毎年感動しますが、恐ろしい同調圧力、
小さなことに対するパニック、お互い首をしめあう網の目状の法でもない規制に
辟易し、、チュニスに戻るとシステム大破Taiha!(チュニジア語でもぶっ壊れているという意味でよく使います)
公務員は個人的な脅威とメリットがなければだれもメールに返信しないとか、
クレームいうとだれも責任とらないとか、一切電話無視、
警察と税関、官僚は90%賄賂と汚職、petit cadeau (小さなプレゼント)でぐずぐずとか、、

面白いのが、どちらの国の人々も「この国はもうあかん」
私にとっては・・・総合するとチュニジアのような途上国のほうがあってると思います、
チュニジアのような、というところはアラブの国ではオマーンやイエメンも魅力的に見えるのですが、
行く機会がまだない。イエメンに数回トルコから行こうと試みたのですが、
その時に限って政情不安で危険レベル4とかになり断念しました

カイス・サイード大統領は10月の選挙にむけて、アピールを強め、
大臣をポンポンとりかえ、知事を首にし、汚職払拭とか、
怠慢払拭とかやっているようで、そのとばっちりをくらうのは
公務員でまあまあまじめにやっている中級職員 →夫クラス。
足震える大臣の一声で夫の上司の上司が締め付けに遇い、
毎年同じ給料か、下がっている給料の中で、真面目に仕事に行き作業して
ため息ついているようです。気の毒です。同じ事務所の所員でまともに仕事する人はあと数名。あとの10名は知らんふりで
上司ももう絶望しているから頼まないそうです。
仕事を一切しなくてもオフィスにこれる、恥ない世界はある意味強くて、、、、
手のつけようがないですね。そんな公務員を大量にかかえているチュニジア国(アラブ全般?)はある意味とてもやさしいです。

# by daryasmine | 2024-07-23 10:33 | 店長のひとりごと
チュニジアーアルジェリア鉄道開通!!!!

日本に戻ったばかりなので、いろいろ新鮮です。

ただいま新幹線の中にいます。新幹線の存在、新幹線の量(1時間に何本も!)

新幹線の内部、なんでもかんでも激しく感動します。

ずっと進化させ、ずっと発展させ、ずっと自発的研究と自発的改良。トイレにはウォッシュレットやニオイがないのだけにもうため息です。

そして、17時代に新幹線に乗れば、多くがpcに向かってぱちぱちと仕事をしている。

日本人が日本をつくっている。どれだけ勤勉なのか?どんな時も仕事の時間が圧倒的。

 かたやチュニジアの長距離列車・・・・・・・・・・くさい、汚い、ぼろぼろ、時刻通りか突然運休。トイレの周辺はもう吐きそう。快適なpcライフほぼ無理。

とはいえ!!! 今月チュニジアとアルジェリアの鉄道がまた開通したそうです。そこはそれで、それだけで感動です。何十年も閉鎖していました。いかねば!しかし、、新幹線でもないし、長時間列車、インドやアジアみたいにあらゆる車内サービス(勝手に乗り込む?)があるのか?寝台があるのか? そこまでまったく追いつかなさそう。また、「国際タクシーのほうがはやい」とかいわれそうです

(アルジェリア・チュニジア国際タクシーは旧市街の脇からでています、時速150kmくらいで疾走します、生きた心地しなかった)


ちなみにチュニスからトズールまでの鉄道は異常に長く感じ1年かかった気分になりました。残念ながらバスやルアージュがおすすめです。

主要都市を結ぶ鉄道、なぜもっと効率的で快適なものにできないのか?

そもそもこの島国日本の鉄道網根性。。。こちらが異常なのか?

先進国フランスやドイツ、アメリカよりも鉄道毛細血管ぶりがすごいと思います

 夫がよくチュニジアをよくするためには、一回チュニジア人全員外にだしてからやり直せねばならないといっていました。チュニジアにチュニジア人がいる限り発展しないと。大昔ゼミの先生がインドにインド人がいる限り貧困問題があるといってました

それだけ90%のチュニジアの男性が恐ろしく怠惰で、ずる賢く、自発的探究心にかけるからです、なにもしないがベスト。そして、この怠惰な男性たちをつくっているのはその家族たち。女性たちも息子を甘やかす。(義理の母も夫に甘い! 義兄にも甘い。夫の従弟たちもほぼあかんたれ。)女性の従姉妹群の方がしっかりして、いい仕事をもっている率が高いです

 男は家で卵ひとつ茹でるだけで、大変な仕事。


しかし、怠惰な人が多い国で、石油ガス資源がない国はある意味エコだと思います

生産性が低く、大量生産大量消費から遠い、ゴミもあるとはいえ、もともと買うものが少ないのでたいしたことないでしょう。商店にあるものもそれほどチョイスはなく、シンプルです。。。。と隣のおじさんの弁当の中身をみながら思いました。日本は弁当の中までチョイスがある。78種類の品がはいっていて、弁当とビールをかっただけで、すごいゴミがでる。欧州でかえる鉄道にもちこめる弁当はサンドウィッチどまり

 ・・・・エコエコ、SDGsというならば、各国の農業以外の全体の生産活動、輸入する分量を減らせばいいんではないだろうか・・・・大半が怠惰で成長を望まない国のほうが地球にやさしいと思うこのごろです。うーん





# by daryasmine | 2024-07-14 10:01 | 店長のひとりごと
ならし保育
昨日はたまちゃん5歳の保育園の面接でした。。。親子で朝は散髪に。
というと、面接で入園不可とかなりそうですが、2年前鶴甲幼稚園でクレヨン投げ飛ばして
一発入園不可となりましたが、
「7月より入園可、内定!!」という神戸市の正式なレターをもらっていて、(5月に相当努力をした)
7月9日から登園ときいていたのに、今日はたまちゃんは実家にいます。

「ならし保育でいきましょうか?あはっ」
「え、ならし、、、、この園3回目なのでいろいろ覚えていると思います、ならし必要ですかね」
「担任のわたしと、補佐のXXX先生が明日いないんでー」
「木曜日は10時からおやつの時間までで行きましょうか?あはっ」

チュニジアの幼稚園は2軒ともお金払ったら次の日から
ならしもくそもなく、どっぷり入れてもらえました、8時~16時。
両親が2人も働いているから子供はよろしく、はいどうぞという態勢、合理的だと思います
さらにチュニジアは「職場がやさしい」ので、「すんません、保育園の関係で今日はいったん抜けます」
をOKする会社も圧倒的です。日本は逆。幼児の子育て環境チュニスのほうが圧倒的にいいかもしれません。
近所のカフェ、ショッピングセンター、スーパー、近所のじいさん、姉さんの皆さんすべてみてくれます(わたしが圧倒的奇妙な外人だからというのもある)

入園決まって、スタート日決まってさらにそれから
ならし保育にするならば、周りの助けがいなければシングルマザーはどうやって生きていくんでしょうか
(シングルマザー登録)

今回いれてもらえたY保育園はたまちゃんが、1歳,2歳,3歳の一部いれてもらえたところで、
職員室のみなさん総出で、
「ゆうじんくーん(タマちゃんの日本名)」あちこちから先生たちがでてきてくれました。
「去年XXしたね」「去年XXXXXで遊んだやん」
わたし・・・・(去年はいれてもらえなくて、B保育園にいったんですが)

・・ここでひとりごと。
たまちゃんはコロナ下もあり、わたしの書類提出が遅かったのもあり
3つの保育園を経験しましたが、どっこもかしこもそれぞれの持ち物があり、上履き、エプロン、袋、帽子があり
死ぬほどめんどくさい。買わねばならない。
保育園入りたいならば、無償とか子育て支援とかいいつつ、私学はまったく異なり「XXX金額」が累積し3-7万円かかる。そりゃそうか?
公立の子育て支援のための準備は2カ月前から書類を用意せねばならず、
さらに保育園スタートになると、大量の衣類やチビタオル、中タオル、バスタオルに名前をかいて、さらに防災用ナップサックを用意・・・・・・・・・・・ため息がでる。
なんでこんなにめんどくさいんでしょう。
まとめますと、日本はどの世界もどこの組織もお互い締め付けあって、がんじがらめの規定でストレスを感じる仕組みになっていると思います。小さな違反をするだけで、フォークに名前を書き忘れる、小さなハンカチをもたせるのを忘れるだけで罪の意識を感じる。
日本人のまじめさがこの国をつくっているとは思いますが、この生粋の罪悪感とか、ちょっとやらんだけで(保育園アプリにメッセージいれないだけとか)だけで後ろめたい世界。

チュニスではだれもかれもが適当に保育園に子供をつれてくるので、それはそれで規律がなさすぎる(がそれに助けられる)

 毎回新鮮です~。そして、日本では自分がいかにアウトロー系か実感します。





# by daryasmine | 2024-07-09 10:33 | 北アフリカと日本での子育て