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北アフリカ、チュニジア共和国に住むいち自営業の困った日常生活、日本人からみたこの国で送る事件、貧困、社会問題、ひいてはイスラーム社会についても語りつつ、 日本での店舗情報、イベント、商品のご案内です。
by DARYASMINE
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3-4か国語下のたまちゃんの言語能力
 突然ですが、3歳児子育て、、、まったく順調ではありません。

 たまちゃんの日本語能力は日本人の2歳以下前後。やっと2-3語文。
しかし、単語数は増えたので、夫はわたしが目の前にいるときは「?なんといったんだ?」の連続。
わたしがいないときはたまちゃんが発した言葉をあてずっぽうでgoogle 翻訳。
夫が話すチュニジア語にたまちゃんは応えられず、ポカーン。怒られているか、命令されているかはわかるようです。
(それ以外に会話がほとんどない)
夫は「たまは、おれが日本語がわからないのをわかっている。」

しかし、保育園拒否がだいぶおさまり、遅れても登園するようになりました。
クラスで彼がなにをどのように話しているのか、具体的には主任保育士もだれも教えてくれないのですが
保育園の庭で「TOMODACHIIIIII!!! KOCCHIYO (ともだち!こっちよ。) IIJA(こい)」とか、ほかの園児に叫んでいるところをみながら、伝わらんやろなア。。。と
家にいるとキッチンではやはりチュニ語、フランス語、英語、日本語の下にいますが口からでてくるものはほとんど日本語。
 
 偏食はますますひどくなり、、、、見た目で判断。みたことないものはすべて拒否。
便秘はあいかわらずで1週間に一度。座薬やマグネシウムで対処がほとんど。
そのくせに保育園で「全部たべます。みなで食べます」ほんまかいな。
 余談ですが、保育園のお遊戯の歌をときどき朝と夕方きいていると、
イタリア語、フランス語、英語歌がながれ、保育士があわせて躍っています。さすが途上国?!
多言語文化の国。しかしアラビア語が流れないのに基本会話はチュニ語。

 おむつ、とれません。訓練すれば、我慢する。うんこもおしっこも猛烈に我慢してなく。
トレーニングパンツ3種類20枚近くもっているたまちゃん。
分厚いパンツ、やけくそで母は頭にかぶってふざけています。温かい。。。。

 自分で服、靴下。。。。着ないというか、訓練する心の余裕がまだない。ダメなオヤでございます。

 2週間に1度風邪をひく。。これは2歳から。今日もクリニックにいくかどうか、
友人Hamedの小児科医お姉さんに相談しながら待ちつつ、こちらを書きながらため息です。
Hamedくんは語学学校を運営しており、うちに出入りするありとあらゆる日本人を紹介しておりまして
お互い大人の相互依存の相談関係が成り立っています。

 テレビ依存症。(夫がまず見せる)
家で1階にいるとテレビばかりみます。家がでかすぎるし(家を倉庫にしないともたないから)、
自営業の性、作業もアホな野暮用も多く
目も手もはなれて、放置してしまいます。
夫とふたりでテレビの前でソファーの前で座っている。。。。(イライラ)
アラブ式の家って、サロン(居間)とキッチンがけっこう離れるようにつくられているので、
たまちゃんがいるテレビの前まで遠い!!!そもそも我々が使う部屋とキッチン、居間も遠すぎる。
 結論、子育て中はこまわりがきくマンション暮らしのほうが目と手が届いてよいと思う。

 ‥‥だめだめでーす。

# by daryasmine | 2023-01-17 19:59 | 店長のひとりごと
futur marriage 未来の結婚・・・・という連想ゲーム展示会
 空輸荷物の最終であせっています。。といってもいつも焦っています。

1月の空輸貨物は、あと1品。オリーブの木のサエバシとマドラーの業者さんから
週末にチュニスにもっていくからね、展示会があるから取りに来てねといわれて、
その展示会の詳細もなにもなく、KRAMの展示会場にいきました。
基本が「詳細」がない。ブース番号も、展示会名もなにもないので、毎回展示会の名前からはじまり
場所をしつこく聞かないとたどり着かないのです。GPS位置情報くれる人もいますが、近隣のスーパーの名前しかいわない業者もいて、、、、たどり着いたときは「はぁはぁはぁ、なんでこんなにたどり着くのがしんどいのか。信じられん」

今回は展示会場はとてもわかりやすく行きつけでしたが、名前が「futur marriage」でした。
将来の結婚のための展示会って、、、、。
このlast minutesでしか用意しない人々にとって、人生で猛烈に準備整えるのは結婚くらいではないか?
うちのオリーブの業者がこんなところに?と疑いながらはいったら1件だけオリーブの業者ですぐみつけられました。
面白かった!!!!ので、不必要かと思いながらもインスタライブ3連ちゃんしてしまいました。
ご視聴ありがとうございました。もはや、人生マスターベーションとおもいながら、自分が面白かったら流し気持ちが抑えられない。
 (ちなみにオリーブの木の業者は、注文品をもってきていなかった。涙)

 ありったけのギンギンギラギラの花嫁ドレスのブース。(もしもし、ご興味ありましたらインスタビデオみていただければ幸いです)
 チュニジアの伝統衣装のブース、結婚式に参列する人用のこれまたキラキラドレス、
 そして、、、、、 新婚さんいらっしゃい用部屋のベッド、ふとん、リネン、夜用パジャマ(すけすけ)、装飾、
 すぐ子供が生まれるからおもちゃコーナー、
 結婚したてのカップルは来客が多いので「みせつける」キラキラガラス食器、料理器具、
・・・・そして旅行会社は新婚旅行の案内。

展示会はチュニジア人の夫がいないときは、わたくし一人でいってたので、
ビーズと飾りだらけの布団屋に「すんません、こんなんどうやって洗うんですかね」とかくそまじめにきいていましたが
今回は夫がいたので
「あの見た目はきれいだが、寝るにはどう考えても不快な飾りだらけのキラキラ布団はどうやって洗うのかね」とききましたら

洗わん。1か月は新婚でつかって、あとは寝室を飾るだけ、、二人は居間のソファーで安い毛布で寝るのだ。
ふむ。
 家にかえって、ゲストのモロッコ人2名(ヨスラちゃんとファティマちゃん)にも同じ質問をしてみる。
「そうよ。アラブでは結婚生活は長くて1年。」あとは同居よ。マットレスしいてねるのよ。

結婚式のあとの1か月のために全力で金とエネルギーつかって、あとは安いマットレスで寝るのか。

日本は欧米はそこまで来客だらけではないから、、、「みせつける必要」はそこまでない。
「びちびちにみせつける」カルチャーをしっかり感じた日でした。

 

# by daryasmine | 2023-01-16 18:19 | 店長のひとりごと
年末年始のぐちゃぐちゃ
1月10日です、
 チュニジア人の夫は年末年始の大騒動からまだ落ち着かないみたいです。
彼はここでなんども連呼しておりますようにこの国(チュニジア)のきわめて平凡にみえる公務員でが
公務員のくせにかなり真面目なのです!!!
彼の話をきいているとオフィスの半数以上は意地悪(ずるい)で1日数時間しか働かないまたはいつも病欠、
誰かの功績はすべての自分の功績、息子や娘のためには全力をつくして公務員オフィスの備品や道具を持って帰る、
利用する、、、、、
 おもしろかったのはルケフとケロアン、タタウィンで支局長したおっさん、
夫とおなじ建物にいるんですが、観光省「なにもしてはいけない刑」にあっているそうで、単身赴任中に不倫して離婚したとか。もちろん給料はほとんどもっていかれ300TNDで生活。たしかに彼の顔は「支局長」ぽかったが、なにもない部屋にいました。
毎日出所してなにもせずに座り、帰るそうです。すごすぎません?自ら辞めません?

 夫のボス、ヤスミンハマメット観光局長は彼と彼の部下1名だけに80%の仕事を割り振ってしまい、
イコール、ヤスミンハマメットでおきた問題の対処をほとんど彼らがしているとか?
年末年始の問題は、コロナ以来満室のホテル群でアルジェリア人が暴れた。
 いくつかの経験ないオーナーホテル(マネーロンダリングホテルとか?)で
マネージメントに失敗、部屋ができていない、夕食がだせない、などなど。
そのような安いホテルの多くのお客様はアルジェリアからの団体客、キッチンや食堂で暴動を繰り広げたそうです。
・・・そんなあほな。(ヴィデオみたかった)

 というわけで、ここでいうのもなんですが日本や先進国は考えられないレベルの低い問題との奮闘、
年末から夫は毎日不機嫌です。。。。。。。。

レベルが低いといえば、わたしの日々の問題25個くらいありますが、すべてレベルが低いです。
ホリエモン本物が年末年始にチュニジアにきてて一人で?大騒ぎしていましたが、彼はツイッターで
「レベルの低い国もみておかねばならない」といったそうです。
・・・・それは違うと思う。確かに今全体的な平均値はレベル低いですが、
侵略と破壊だらけの歴史、、、、もといたベルベルの人々やフェニキア人だけで
国がまわってたらどうだろうと思うことあります。。。。。。。
 本当に頭のいい人々、良心ある人々はかなりの層でいると思いますが、「あほらしすぎて、やってられん」と国外へ。

まじめな公務員、夫みたいな人も一番損しますね。。。。

 さて、だれのためになるか、耳寄り情報。ホテルインスペクターの彼の意見
「花の名前」がついているホテルに限って花もくそもない、基本的に衛生、サービス、食事ひどいホテルがほとんど・・・・
ジャスミンとか、ローズ、フェルとか気を付けようといっています。
 
 



# by daryasmine | 2023-01-10 20:02 | 店長のひとりごと
おおみそか 「父ちゃんをひとりにできん」
 日本の皆様あけましておめでとうございます!! わたくしがいるチュニスは16:00ということで、
8時間の時差、おきていそうな方々と少しお話しています。
 
 日本のような年越しをする気分はゼロ、、、ですが、
今年は家にいる人がいないので、掃除と服やおもちゃ、書類の整備ばかりしていました。
あーしあわせ。いつもぐちゃぐちゃで自ら疲弊するのでこのような時間が必要。
夫は年末年始はいつも最大の仕事、20-30のホテルのインスペクション。。夜中まで続きます。
コロナで彼が働くヤスミンホテル群はすべて満室だとか。

通例はうちに居合わせたゲストや友人やスタッフ関係者と過ごすか、または実家にいくのですが
なにをするといっても年越しはフランスかチュニジアの大みそか番組を見ながらケーキを食べる。
どれもそれほど面白くない。。。が耐える。

 さきほどレ・ユニオンからルドルフくんがタンクトップでムキムキを打ち出しやってきました、
(私は重ね着4)
1月1日から新しい家に入るそうで荷物のひきとり。彼は3か月うちにいました。
 中国系フランス人(レユニオンが南の南の島なのにフランスの県だから)。彼のキッチンの扱いに夫が毎週きれていましたので、世界中でフランス語教師しながら、共同生活できないのはどうことだ?と思ってましたが、、
卵3パック集めたり、同じ野菜を買い集めすぎたり、
トイレ・バスを週に1度は大洪水にしてくれたり、、、、
いったん彼が出た後の部屋や、書類やお金の束一式忘れていったとき
「包括的にゆるすぎる、さては心底ぼっちゃんか?」「イスラム国と同様、男性はあまやかされすぎて育ったのか、自己管理能力が・・・?」
他人は先生、・・・・ なんでも勉強になります。
彼のぼわーっとした姿を見ていると怒る気にもなれません。
南洋のやわらかさがでている。

 さて、この国というかイスラームの国の多くは男性史上主義、男はあまやかされて育ちます。
(一人っ子の男の子、わたしの息子のたまちゃん3歳はベロベロにあまやかされています、王様。)
家族から「これせーあれせー」といわれるは嫌い。
家ではなにもしない。のが80%以上。
夫がわたしの家に住み始めて、掃除をしつつ「俺が掃除していることは、ファトマ(義理の義理の母)にいうな」
といわれて、「はぁあああああ?」と思ったものでした。
彼の発言は、今日まで「はぁああ?」と思いながら生きております。
年末年始、義理の妹スマヤちゃんが数日うちにきていて梱包作業ほか手伝ってくれていました、
せっかくの休みでいろいろ出かけたそうなので、「お母さんとXXXにいけばよいのに」とかいうと
「タハ―(義理の父)を一人にしておけん」というのが彼らの最後の言葉です
スマヤちゃんがアントニオさん(前回のブログ参照)とうちへの帰りが22時になると
夫は「お父さんは知っているのか?なぜこんなに遅いんだぁあああ、遅すぎる!!」と怒号をごばす。
わたしは、、、「スマヤちゃん好きなだけ外にいなさい、リアドだって遅かったぞ、泊まり込みとかしてたぞ」
とスマヤちゃんの大の味方

義理の父は一人でクスクスつくれますし、買い物にもいける、
リタイアして1日中一人で部屋にこもってFB。みんなと会話するのは苦手。
このチュニジアの多くの男性群は仕事があってもなくても、ご飯を用意してもらって、
掃除洗濯してもらって、好きな時間にでかける、可能な環境があれば酒も調達して飲む。
そのくせに家の女性には外にでるな、酒なんかありえん、
父をひとりにさせるな、うんぬん、、、(庶民のほとんど)

 ‥‥それでは、愚痴になりそうですので、、、アラブ世界でもっとも女性の社会進出がすすんでいるというチュニジアで
2023年も女性の開放、女性の現金収入、女性の啓蒙活動を切り口にゆっくりと動いてまいります。
(ときどき絶望しながら)
 なにとぞよろしくお願いいたします~!!!!!!!!!!!!!!!

 現地生産責任者 道上
 

 
 

# by daryasmine | 2023-01-01 00:42 | 店長のひとりごと
オンライン恋愛‥‥
 モナスティールから突然民泊に予約がはいり、スペイン人のアントニオさんがやってきました。
「モナスティール」から!と強く書いておりお客様たちは
といつもどこからくるかわからないのですが、
「鉄道駅から」とあらゆる文面で鉄道駅を主張。
こんな国で鉄道を多用したい人の気持ちがしれんと思いながら、
そういえば、JIC●の隊員さんたちは、鉄道をのるしかないないようですが、、、
丁寧に鉄道駅はございません、鉄道駅はうち遠いです、不便です、
モナスティールから鉄道にのるのもおすすめできません、、、、などと書きながら、彼はやってきました。
1日目、モナスティールの町はひどかった、ひどすぎた、チュニスをみたい。。。(12月25日)
2日目朝 チュニスの町はひどすぎた、すべて壊れている、ひどすぎる、すぐにスペインに帰りたい
(チュニスの中心街はボコボコです)
…‥‥。
 月曜の朝、たまちゃんを保育園におとしてから、話をきく。
インターネットで5か月前にであったチュニジア人、モナスティールの町近くの村に住む女性と結婚するつもりでやってきた。
結婚指輪も用意して、チュニスのスペイン大使館や市役所で書類もすませるつもりだったが、
その女性は
ご両親に結婚の話をしていない、
門限が20時? 17時? 
バーにいってワインをのみ毎回(3回?)自分の前でゲロを吐く、ハイになって踊るが、やりすぎ感を感じる
37歳、新しい仕事につくはずだったが、自分がきたため断った、、、(ほんまか?)
スペインではイスラム教徒としてほっかむりをさせていただく、という (じゃあ、なぜ俺の前でワインのんでゲロ?)
というわけで、5か月インターネットであたためた愛や恋や結婚する気が失せ、
モナスティールの町もつまらなくチュニスにやってきたということでした。

「チュニジア人の女性ってなんなの?ディザスターdisaster!!!」
というので、偶然うちのパッキングにいあわせた国際基準の賢い学生、ドニアさんを紹介。
ドニアさんの話をききながら、ちょッと落ち着き、なんとうちのパッキングを手伝う気分に。
チュニスもモナスティールも町が廃墟だというので、
「あんた、日曜に駅の周辺あるいたらそりゃ、disasterっすよ、いまから旧市街いきなさい、ガイドつけます」
ということでスペイン語会館ではたらく義理の妹スマヤちゃん、休みでご両親から「家にいなさい令」
をときほぐため、中心部で待ち合わせしてもらいました。

一般チュニジア人女性、休みは「家にいなさい、家事しなさい」が普通です。ひとりでほかの町に、、なんてもってのほか。
言葉ができても外人をガイドできるのはごくごく少数です。
外をしらない、ほかの町もしらない
勉強と家族での品のあるお出かけしかしないドニアさんは、旧市街なんかガイドできないどころか、
行く理由も、、、ラマダンの夜くらいしかない。

そして、チュニジア人男性、自分はさておき「女性が20時すぎて外にでている?そんなあほな、大問題」
地中海沿岸以外、田舎で女性が公務員以外で外で働いていたら「売春婦?」
現実そんなかんじです。。。。

 オンライン国際恋愛(恋愛に発展しているような幻想をいだく?)で結婚のためにうちやってきた男性、
4組目でしょうか?成功事例もあり、一概にいえません、
日本人女性とチュニジア人男性もかなりいるようです~ 


# by daryasmine | 2022-12-27 20:43 | 店長のひとりごと